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『マインドセット「やればできる!」の研究』の表紙
働き方・キャリア5時間〜標準

マインドセット「やればできる!」の研究

著:キャロル・S・ドゥエック訳:今西康子

読了時間の目安 推定
約5.5時間約190,000字(5時間〜)
難しさ
標準ふだん本を読む人なら無理なく読める
ページ数
352ページ
出版社
草思社2016年1月
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/15

どんな本?(結論は伏せて)

難しい課題に目を輝かせる人と、失敗しそうなことを避ける人。つまずいても次に生かせる人と、すっかり落ち込んでしまう人。その違いはどこから来るのか。スタンフォード大学の心理学者である著者は、長年の研究から、人が自分の能力をどう捉えているかという「心のあり方」に注目します。

本書はその考え方を、学校や子育てだけでなく、スポーツ、企業経営、恋愛や人間関係にまで広げて検討し、最後にどうすれば変われるかを扱います。自分がどちらの見方に傾いているのか、確かめながら読める一冊です。

こんな人に

失敗するのが怖くて新しい仕事や挑戦を避けてしまう人、人と比べて落ち込みやすい人に。部下や子どもをどうほめ、どう励ませばよいか迷っている管理職や親にとっても、日々の言葉のかけ方を見直すきっかけになります。

要点

  • 能力は変わらないと見る「硬直マインドセット」と、伸ばせると見る「しなやかマインドセット」。どちらに立つかで、課題・失敗・努力の意味がまったく変わる。
  • 「頭がいいね」と才能をほめると、子どもは失敗を恐れて難しいことを避けるようになる。ほめるなら努力や工夫、取り組み方を。
  • 仕事でも、自分の優秀さを示すことにこだわるリーダーより、失敗から学び続けるリーダーのほうが組織を伸ばす。
  • 人は両方のマインドセットをあわせもつ。硬直した見方が出てきたことに気づき、そのたびに選び直すことで、少しずつ変われる。

読んだあとに考えたいこと

  1. 自分が硬直マインドセットになりやすいのは、どんな分野・どんな場面だろう。
  2. 最近の失敗を、「能力がない証拠」ではなく「学びの材料」として見直すと、何が言えるだろう。
  3. 部下や家族をほめるとき、結果や才能と、過程や工夫のどちらに言葉を向けているだろうか。

読むときのコツ

第1〜3章で基本の考え方とほめ方の研究を押さえれば、あとは仕事・スポーツ・恋愛・子育てなど関心のある章から読んで大丈夫。実例が多く平易な訳です。なお、教育現場での介入の効果は、のちの大規模な研究で小さい、または見られないとする報告もあります。

次に読むなら

能力は伸ばせるという見方を、長期の目標に向けた粘り強さの話へ広げるなら、ダックワースの『やり抜く力 GRIT(グリット)』へ。本書の研究も引きながら、情熱と粘り強さの育て方を論じます。他人の評価から自由になる考え方を別の角度から知りたい人には、アドラー心理学の『嫌われる勇気』も。

読んだ人の感想

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あらすじ・要約などの文章は AI(Claude)が書いたもので、内容や主張、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。読了時間・難しさもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。