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『ブルー・オーシャン戦略[新版]』の表紙
ビジネス〜5時間標準

ブルー・オーシャン戦略[新版]

著:W・チャン・キム・レネ・モボルニュ訳:入山章栄・有賀裕子

読了時間の目安 推定
約4.5時間約170,000字(〜5時間)
難しさ
標準ふだん本を読む人なら無理なく読める
ページ数
376ページ
出版社
ダイヤモンド社2005年6月
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/15

どんな本?(結論は伏せて)

同じ市場で値下げや機能の上乗せを競い合い、互いに利益を削っていく。著者たちはそうした競争の激しい既存の市場を「レッド・オーシャン」と呼び、競争相手のいない新しい市場「ブルー・オーシャン」を、偶然ではなく意図して生み出す方法を問います。

材料は、100年以上・30の業界にわたる150の戦略的な動きの調査です。サーカスの立て直しなどの事例をもとに、新しい市場を描くための図や問いの道具を示し、それを組織で実行に移すところまで順に進みます。2015年の新版では事例が改められ、章も加わりました。競争に疲れた人ほど、発想の出発点が変わる一冊です。

こんな人に

値下げ合戦や機能の積み増しに追われ、競合との違いが見えなくなっている事業の担当者や経営者に。新規事業や商品企画で「何を新しくすればいいのか」の手がかりを探している人、戦略論の定番の枠組みを一度きちんと押さえておきたい人にも向きます。

要点

  • 競争の激しい既存市場(レッド・オーシャン)で勝とうとするより、競争のない市場(ブルー・オーシャン)を生み出す。かぎは、買い手の価値を高めつつコストを下げるバリュー・イノベーション。
  • 戦略キャンバスで業界の競争要因と各社の価値曲線を描き、「取り除く・減らす・増やす・付け加える」の四つの問いで、自社の曲線を業界の常識から引き離す。
  • 新しい市場は、代替産業や別の買い手など六つの視点と、三層の「非顧客」から探す。いまの顧客の好みを細かく追うより、買わない人の理由に目を向ける。
  • 実行では、組織のハードルを要所に絞って越えるティッピング・ポイント・リーダーシップと、関与・説明・明確な期待による公正なプロセスで人を巻き込む。

読んだあとに考えたいこと

  1. 自分の業界で、どの会社も当たり前に競い合っているのに、客はそれほど重視していない要素は何だろうか。
  2. 自分たちの商品を使っていない人は、なぜ使わないのか。その理由を聞いたことがあるだろうか。
  3. 取り除く・減らす・増やす・付け加えるの四つで、いまの仕事を描き直すとしたら何が変わるか。

読むときのコツ

第1・2章で戦略キャンバスと四つの問いをつかめば、全体の見通しが立ちます。図表が多く、事例を追いながら読めます。第3〜6章が戦略の立て方、第7章以降が実行の話なので、関心に合わせて読み分けても大丈夫です。訳文は平易ですが、分量はしっかりあります。

次に読むなら

新しい市場を生み出した会社が、その後も長く栄え続けるには何が要るのかを知りたくなったら『ビジョナリー・カンパニー』へ。描いた戦略をチームで実行に移すマネジャーの仕事については『HIGH OUTPUT MANAGEMENT』が具体的です。

読んだ人の感想

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あらすじ・要約などの文章は AI(Claude)が書いたもので、内容や主張、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。読了時間・難しさもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。