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『ビジョナリー・カンパニー』の表紙
ビジネス5時間〜標準

ビジョナリー・カンパニー

著:ジェームズ・C・コリンズ・ジェリー・I・ポラス訳:山岡洋一

読了時間の目安 推定
約8時間約280,000字(5時間〜)
難しさ
標準ふだん本を読む人なら無理なく読める
ページ数
475ページ
出版社
日経BP1995年9月
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/14

どんな本?(結論は伏せて)

何十年も、ときには百年近くにわたって業界の先頭に立ち続ける会社は、ほかの会社と何が違うのか。スタンフォード大学の二人の研究者が、6年をかけてこの問いに取り組んだ調査の報告です。

著者たちは、経営者へのアンケートをもとに長く尊敬を集めてきた18社を選び、それぞれに、同じ時期に創業した同業の会社を比較相手として組み合わせました。創業期から数十年分の歴史を突き合わせ、「よい会社に共通すること」ではなく「比較相手と本当に違ったこと」を探していきます。シリーズ全体の出発点となる第1作です。

こんな人に

会社やチームを長く続く組織にしたい経営者・創業者、理念やビジョンを考える立場の人に。「理念なんてお題目だ」と感じている人ほど、理念を守りながら変わり続けた会社の具体例に考えさせられるはずです。自分の会社の文化を外から眺めてみたい人にも。

要点

  • 長く栄える会社は、すばらしいアイデアやカリスマ的指導者から始まったとは限らない。会社そのものを「最高の作品」として作り込んできた。
  • 中核は「基本理念を維持し、進歩を促す」こと。利益を超えた目的と価値観は守り、戦略や事業のやり方は大胆に変え続ける。
  • BHAG(社運を賭けた大胆な目標)、カルトのような文化、多くを試して残す、生え抜きの経営者などの仕組みが、理念と一貫してかみ合っている。

読んだあとに考えたいこと

  1. 自分の会社やチームで、何があっても変えないものと、変えてよいものは区別できているだろうか。
  2. 理念に合わない人が居づらいほど強い文化は、自分の職場にとって望ましいだろうか。
  3. 一人のリーダーがいなくなっても回る仕組みは、いまの組織にあるか。

読むときのコツ

厚い本ですが、序盤で「崩れた神話」と調査の方法をつかめば、各章は一つの特徴ごとに事例を重ねる形で、気になる章から読めます。取り上げた会社の多くはその後に変化しており、本書はあくまで1990年代前半までの分析です。翻訳は落ち着いた文体で、図表は少なめです。

次に読むなら

続編『ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則』は、平凡な会社が偉大な会社へ変わる転換点を調べた本で、第1作と並んで読まれています。組織の仕組みを、現場のマネジャーの視点から具体的に考えるなら『HIGH OUTPUT MANAGEMENT』がよい補完になります。

読んだ人の感想

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あらすじ・要約などの文章は AI(Claude)が書いたもので、内容や主張、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。読了時間・難しさもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。