ブックリンカー
『イシューからはじめよ[改訂版]』の表紙
ビジネス〜3時間標準

イシューからはじめよ[改訂版]

著:安宅和人

読了時間の目安 推定
約3時間約100,000字(〜3時間)
難しさ
標準ふだん本を読む人なら無理なく読める
ページ数
272ページ
出版社
英治出版2024年9月
この本を記録
数字は、その本を記録した人の数です
無料で登録すると、読んだ本を本棚に残して、感想も書けます。無料で登録ログイン

PRこのページの購入ボタンはアフィリエイト広告です。Amazonのアソシエイトとして、ブックリンカーは適格販売により収入を得ています。また、楽天アフィリエイトを利用しています。

X でシェア

文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/14

どんな本?(結論は伏せて)

がんばって長く働いているのに、なぜか成果につながらない。本書はその原因を「何に取り組むか」の選び方に求め、調べものや分析、資料づくりといった頭を使う仕事の進め方を、最初の一歩から順に組み立て直していく本です。

著者は経営コンサルタントと脳神経科学の研究者の両方を経験した人で、ビジネスと研究の現場に共通する型として話を進めます。2010年に出たロングセラーを全面的に見直した改訂版で、コラムや書き下ろしの章が加わっています。手を動かす前に何を決めておくべきなのか、読み進めるほど自分の仕事の段取りを見直したくなる一冊です。

こんな人に

残業が減らないのに手応えがない人、資料や分析を作り込んだのに「で、結論は?」と言われてしまう人に。企画・調査・コンサル・研究など、答えの決まっていない問いに取り組む仕事をしている人が、仕事の最初の数日をどう使うかを見直すきっかけになります。

要点

  • 仕事の価値は「イシュー度」と「解の質」で決まる。解の質から上げようと量で押し切る「犬の道」ではなく、まず解くべき問いを絞ることが生産性を大きく変える。
  • よいイシューの条件は、答えでその後の方向が大きく変わること、深い仮説があること、そして実際に答えを出せること。テーマを並べるだけで止めず、早めに仮説の形にする。
  • イシューをサブイシューに分解して結論までのストーリーラインを組み、必要な分析を図の形で先に描く(絵コンテ)。分析は肝の部分から始める。
  • 仮説に合うデータだけを集める「答えありき」を避ける。反対の立場も説明できるか確かめながら検証し、最後は受け手が納得できるメッセージにまとめる。

読んだあとに考えたいこと

  1. いま抱えている仕事のうち、本当に「いま答えを出すべき問い」はいくつあるだろうか。
  2. 最近の仕事で、手を動かす前に仮説を言葉にしていただろうか。していたら何が変わっていたか。
  3. 自分の資料は、結論とそれを支える筋道が先に決まっていただろうか。

読むときのコツ

序章で「犬の道」とイシュー度×解の質の図をつかめば、あとは章の順に仕事の流れをたどる構成です。図や例が多く、ページのわりに読みやすい本です。第2・3章のストーリーラインと絵コンテは、実際の自分の仕事に当てはめながら読むと身につきます。旧版を読んだ人は、追加のコラムとあとがきだけでも。

次に読むなら

問いの立て方を身につけたら、組織の成果をどう最大化するかに視点を広げる『HIGH OUTPUT MANAGEMENT』へ。ひとりの知的生産から、チームを動かすマネジャーの仕事へとつながります。物語で問題解決の流れを体感したいなら、工場のボトルネックを探す『ザ・ゴール』も相性のよい一冊です。

運営者の書評

この本は、運営者(山野 健太)が読んで個人ブログに書評を書いています。上の要約・要点はブックリンカー編集部が別に書いたものです。

読んだ人の感想

読みこみ中…

感想を書くにはログインが必要です。

この本が好きなら

この本が入っている特集

この本を紹介している記事

あらすじ・要約などの文章は AI(Claude)が書いたもので、内容や主張、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。読了時間・難しさもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。