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『リーン・スタートアップ[新装版]』の表紙
ビジネス5時間〜標準

リーン・スタートアップ[新装版]

著:エリック・リース訳:井口耕二

読了時間の目安 推定
約6時間約220,000字(5時間〜)
難しさ
標準ふだん本を読む人なら無理なく読める
ページ数
416ページ
出版社
日経BP2012年4月
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/15

どんな本?(結論は伏せて)

新しい製品や事業の多くは、誰も欲しがらないものを作ってしまうことで失敗します。起業家エリック・リースは、自身の失敗と、オンラインサービス企業 IMVU を共同で立ち上げた経験をもとに、その無駄を減らす進め方を体系にまとめました。

トヨタ生産方式から生まれたリーン生産やアジャイル開発の考え方を、先の見えない状況で新しいものをつくる仕事に持ち込んだ本です。会社を興す人だけでなく、大企業で新規事業に取り組む人も「起業家」ととらえ、ビジョン・舵取り・スピードアップの三部で手順を示していきます。2026年の新装版には福島良典氏の解説が加わっています。

こんな人に

新規事業や新サービスの立ち上げを任された人、スタートアップの創業者やプロダクト担当者に。時間をかけて作り込んだのに使われなかった経験がある人、計画どおりに進めるほど不安になる人が、小さく試しながら進める具体的な手順を得られます。

要点

  • スタートアップとは不確かな状況で新しいものを生み出す組織であり、その進み具合は売上や作業量ではなく、顧客について確かめられた学びで測る。
  • 価値仮説と成長仮説を立て、学びに必要な最小限の製品(MVP)で「構築―計測―学習」のループをできるだけ速く回す。
  • 基準となる数値から施策の効果を測る「革新会計」で進み具合を確かめ、仮説が外れていれば、辛抱するか方向転換(ピボット)するかを決める。
  • 作業は小さなバッチで流し、問題が起きたら「5回のなぜ」で根本原因を探る。人を責めるのではなく、仕組みを直す。

読んだあとに考えたいこと

  1. いま作っているものについて、顧客でまだ確かめていない思い込みはどれだろうか。
  2. その思い込みを、もっと小さく安く確かめる方法はないだろうか。
  3. 自分のチームが追っている数字は、次の判断に本当に使えているだろうか。

読むときのコツ

第1部で考え方の土台をつかみ、第2部のMVP・計測・方向転換が実践の中心です。第3部は組織が育ってからの話なので、立ち上げ期の人は後回しでかまいません。事例は米国のIT企業が中心で、ソフトウェア開発に慣れているとなじみやすい本です。分量はやや多めです。

次に読むなら

そもそも何をつくるべきかという問いを深めたいなら、独占と隠れた真実を説く『ゼロ・トゥ・ワン』へ。大企業の中で新しい事業がなぜ育ちにくいのかを知るには『イノベーションのジレンマ』が役立ちます。工場のムダとボトルネックを物語でたどる『ザ・ゴール』も、発想の点で通じ合う一冊です。

読んだ人の感想

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あらすじ・要約などの文章は AI(Claude)が書いたもので、内容や主張、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。読了時間・難しさもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。