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『ゼロ・トゥ・ワン』の表紙
ビジネス〜5時間標準

ゼロ・トゥ・ワン

著:ピーター・ティール・ブレイク・マスターズ訳:関美和

読了時間の目安 推定
約3時間約115,000字(〜5時間)
難しさ
標準ふだん本を読む人なら無理なく読める
ページ数
253ページ
出版社
NHK出版2014年9月
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/15

どんな本?(結論は伏せて)

未来に大きな価値を生む会社とは、どんな会社なのか。PayPal の共同創業者で投資家のピーター・ティールが、スタンフォード大学で行った起業の講義をもとに、受講生だったブレイク・マスターズとまとめた本です。

ITバブルの教訓や、自身が創業・投資に関わった会社の経験を材料に、世間の常識とは逆を向いた問いを一つずつ投げかけながら、起業家が何を考えるべきかを論じていきます。起業する人だけでなく、新しい事業や仕事を考えるすべての人に、当たり前だと思っていた前提を疑わせる一冊です。

こんな人に

起業を考えている人、スタートアップで働く人、社内で新規事業を任された人に。同業他社との価格競争や横並びの改善に疲れている人が、そもそもどこで勝負すべきかを考え直すきっかけになります。テクノロジーや投資の世界の考え方に関心がある人にも。

要点

  • 進歩には、すでにあるものを広げる「1→n」と、まったく新しいものを生む「0→1」がある。大きな価値を生むのは後者だ。
  • 競争は利益を削る。他社にまねできない製品で新しい市場をつくる「創造的な独占」を目指し、まず小さな市場で圧倒的な一番になってから広げる。
  • 独占の条件は、独自の技術(既存の10倍が目安)、ネットワーク効果、規模の経済、ブランド。一番乗りより、最後まで勝ち残ることが大事。
  • 成果はごく少数の大成功に偏る(べき乗則)。多くの人が気づいていない重要な真実を探し、そこに力を集中させる。

読んだあとに考えたいこと

  1. 賛成する人はほとんどいないが、自分は正しいと考えていることは何だろうか。
  2. 自分の仕事や事業は、横並びの競争の中にいるのか、それとも他にない価値をつくれているか。
  3. いま手がけていることのうち、成果の大半を生む「ひとつ」はどれだろうか。

読むときのコツ

講義がもとになった本で、章ごとに一つのテーマを扱うため、関心のある章から読んでも追えます。中心は独占と競争を論じる前半の数章です。後半の創業チームや販売の章は、実際に事業をつくる人ほど身にしみます。訳文は平易で、ページ数もそれほど多くありません。

次に読むなら

新しい事業を、試しながら形にしていく具体的な手順を知るなら『リーン・スタートアップ』へ。逆に、なぜ優れた大企業が新しい技術に負けるのかを迎え撃つ側から考えるなら『イノベーションのジレンマ』が対になる一冊です。

運営者の書評

この本は、運営者(山野 健太)が読んで個人ブログに書評を書いています。上の要約・要点はブックリンカー編集部が別に書いたものです。

読んだ人の感想

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あらすじ・要約などの文章は AI(Claude)が書いたもので、内容や主張、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。読了時間・難しさもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。