文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/15
どんな本?(結論は伏せて)
ライフネット生命の立ち上げに副社長として加わり、のちに社長も務めた岩瀬大輔さんが、新しく社会に出る人に向けて、仕事への向き合い方を具体的なルールの形でまとめた本です。
冒頭で仕事に大切な三つの原則を示し、そのあとに遅刻やメールの返し方、会議での発言、勉強の仕方、上司や同期とのつき合い方、お金の使い方まで、50の項目が続きます。どれも数ページの短い読み切りで、著者自身の経験を交えて理由が説明されます。新人がまず目指すべきものは何か、という問いが全体を貫いています。
こんな人に
春から社会人になる人、入社して間もない人に。転職や異動で新しい職場に移ったばかりの人にも役立ちます。何から気をつければよいかわからない新人に、具体的な行動の手がかりをくれます。新人や後輩を指導する立場の人が、伝えたいことを整理するのにも向きます。
要点
- 新人がまず目指すべきは、周りから信頼される人になること。信頼されると仕事を任され、任されることで成長の機会が増えていく。
- 仕事の三原則は、頼まれたことは必ずやりきる、50点でもよいから早く出す、つまらない仕事はない。どれも当たり前だが、徹底できる人は多くない。
- 何があっても遅刻しない、メールは24時間以内に返す、頼まれなくても議事録を書くなど、小さな約束を守り続けることが信頼をつくる。
- 学びはアウトプットをゴールにする。情報は原典にあたり、資格試験を申し込んでペースメーカーにするなど、勉強が続く仕組みをつくる。
ここから先は、本の結論と主な主張まで書いています。読む前に中身を確かめたい人や、読み終えて振り返りたい人向けです。
本書の答えは、新人がまず目指すべきなのは、周りの人から信頼される人になることだ、というものです。信頼されれば仕事を任され、任されることで成長の機会が増えていきます。その土台が三つの原則で、頼まれたことは必ずやりきる、50点でもよいから早く出す、つまらない仕事はない、の三つです。完璧を目指して抱え込むより、早めに見せて直してもらうほうが仕事は速く確かになり、単純な作業も目的を考えて工夫すれば意味のある仕事に変わる、と説きます。
50の項目は、基本の行動、仕事への向き合い方、勉強の仕方、人とのつき合い方、心身とお金の管理と幅広く、何があっても遅刻しない、メールは24時間以内に返す、頼まれなくても議事録を書く、会議では新人でも発言する、といった身近なものが並びます。勉強については、情報は原典にあたる、本は速読しない、学んだことはアウトプットで確かめる、と勧めます。同期とばかりつき合わず仕事に関係ない人とランチをする、小さな出費は年額に換算して考える、といった意外な助言もあります。最後に著者は、社会人の勝負どころは最初の瞬間にあり、そこで得た信頼がその後のキャリアを大きく左右すると締めくくります。
読んだあとに考えたいこと
- 最近、頼まれた仕事を「やりきった」と言えないまま終わらせたものはないだろうか。
- 完璧を目指して抱え込んでいる仕事を、50点の段階で誰かに見せるとしたら何だろうか。
- いま「つまらない」と感じている作業を、どうすれば工夫のしがいのある仕事に変えられるか。
読むときのコツ
50の項目はそれぞれ数ページで完結しているので、目次から気になるものを拾い読みしてかまいません。まず冒頭の三つの原則を読み、残りは手もとに置いて必要なときに開く使い方が向いています。書き込み式の『入社1年目の教科書ワークブック』も出ています。
次に読むなら
話し方や資料づくり、考え方の型をもっと具体的に身につけたくなったら『コンサル一年目が学ぶこと』へ。働くことの意味や自分の強みの見つけ方まで考えたいなら、『苦しかったときの話をしようか』がおすすめです。
読んだ人の感想
読みこみ中…
この本が好きなら
あらすじ・要約などの文章は AI(Claude)が書いたもので、内容や主張、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。読了時間・難しさもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。



![『仕事は楽しいかね?[新版]』の表紙](https://img.hanmoto.com/bd/img/9784862763518.jpg)

