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『テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来』の表紙
テクノロジー〜5時間標準

テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来

著:アレクサンダー・C・カープ・ニコラス・W・ザミスカ訳:村井章子

読了時間の目安 推定
約4.5時間約170,000字(〜5時間)
難しさ
標準ふだん本を読む人なら無理なく読める
ページ数
360ページ
出版社
日経BP 日本経済新聞出版2026年3月
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/15

どんな本?(結論は伏せて)

シリコンバレーの優秀な技術者たちは、なぜスマートフォンのアプリやゲーム、広告の仕組みづくりに才能を注ぎ、国の安全や社会の大きな課題から離れていったのか。本書は、データ分析企業パランティアの共同創業者でCEOのカープと、同社幹部のザミスカが、テクノロジー業界と国家の関係を問い直す本です。

原著は2025年に米国で刊行され、評価が大きく分かれました。ソフトウェアとAIの時代の変化、アメリカ社会の精神の空洞化、エンジニアの考え方、国家の再建という4部構成で、技術の解説よりも政治と文化をめぐる議論が中心です。賛成するにせよ反発するにせよ、考えずにはいられない一冊です。

こんな人に

AIをめぐる国際競争と安全保障の関係を考えたい人、テクノロジー企業は社会や国家に対してどんな責任を負うのかに関心がある人に。シリコンバレーの内側からの自己批判を、賛否を含めて自分の頭で吟味したい人に向きます。

要点

  • かつて政府と技術者が組んで画期的な技術を生んだのに対し、今のシリコンバレーは消費者向けサービスに才能と資本を集中させている、と著者たちは批判する。
  • ソフトウェアとAIが国の力を左右する時代には、民主主義の国々が先端技術の開発で遅れることが安全保障上の大きな危険になる、と警告する。
  • 結果を重んじ、体面や同調圧力に流されないエンジニアリングの考え方を、国家の課題に向けるべきだと説く。
  • そのために政府の調達や組織を改め、技術者が国の理念や価値について自分の立場を示すことが必要だと主張する。

読んだあとに考えたいこと

  1. 自分が作っている技術や製品は、誰の、どんな課題に応えているだろうか。
  2. 企業や技術者が政治や国家について立場を示すことに、自分は賛成だろうか、反対だろうか。
  3. AIを安全保障に使うことの利点と危うさを、どう天秤にかければよいだろうか。

読むときのコツ

技術の解説書ではなく、政治・文化をめぐる論考です。章ごとに話題が飛ぶので、第1部と第4部で主張の骨格をつかみ、間の章は関心に応じて読むとよいでしょう。著者の立場を意識し、反対の論者の書評とあわせて読むのがおすすめです。

次に読むなら

先端技術をめぐる国家間の争いを、半導体という具体的な産業の歴史から描いた『半導体戦争』とあわせて読むと、議論の背景が立体的に見えてきます。著者カープと同じパランティアの共同創業者ピーター・ティールの『ゼロ・トゥ・ワン』で、発想の違いと共通点を比べるのも面白いでしょう。

運営者の書評

この本は、運営者(山野 健太)が読んで個人ブログに書評を書いています。上の要約・要点はブックリンカー編集部が別に書いたものです。

読んだ人の感想

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この本が好きなら

あらすじ・要約などの文章は AI(Claude)が書いたもので、内容や主張、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。読了時間・難しさもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。