ブックリンカー
『Animal Farm』の表紙
中学〜高校長編English

Animal Farm

邦題『動物農場』

作:George Orwell

対象の目安
中学〜高校
ボリューム 推定
約30,000語長編
ページ数
—
出版社
Penguin Books1945年
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/09/29

どんなお話?(ネタバレなし)

イギリスの「荘園農場」。酒びたりの農場主ジョーンズ氏のもとで、動物たちは働かされ、食べ物も満足にもらえません。ある晩、年老いた豚メージャー爺さんは、人間を追い出せば動物は自由で豊かに暮らせるという夢を仲間に語り、まもなく亡くなります。

やがて動物たちは本当に反乱を起こし、人間を追い出して農場を「動物農場」と名づけます。みんな平等、という決まりのもとで、新しい暮らしが始まりますが――。短く読みやすい寓話のかたちで、権力の姿を描いた一冊です。

こんな子におすすめ

ニュースや歴史の授業で「なぜ人々は独裁を止められなかったのか」と疑問をもったことのある中高生に。動物たちの物語なので設定はシンプルで、短い中に権力とことばの怖さがつまっています。原書でも分量が少ないので、「英語の古典を1冊読みきった」という自信をつけたい子にもおすすめです。

読みどころ

  • 壁に書かれた戒律が、物語が進むごとに少しずつ書き換えられていきます。どこがどう変わったのか、読者も動物たちと一緒に確かめたくなるしかけです。
  • 豚のスクウィーラーは、数字やむずかしい言葉を並べて、どんな出来事も指導者に都合よく説明してしまいます。言葉がどのように人を操るのかがよくわかります。
  • ひたすら働く馬のボクサーは、読者がいちばん心を寄せる登場人物。その運命は、この寓話のなかでもっとも痛ましい場面のひとつです。

読んだあとに話したいこと

  1. 動物たちは、どの時点でナポレオンを止められたと思う?
  2. スクウィーラーのような話し方をする人は、いまの世の中にもいるかな?
  3. 「みんな平等」という理想は、なぜくずれてしまったのだろう?

おうちの方へ

英語は英検2級〜準1級程度。約3万語と短く、文も比較的平明ですが、政治的な言葉や皮肉の読み取りには高校生程度の読解力が要ります。ロシア革命とスターリン体制の寓話なので、歴史の背景を少し知っておくと深く読めます。動物の処刑や、だまされて殺される場面があり、子ども向けの動物物語ではありません。邦訳は岩波文庫、角川文庫など。

次に読むなら

同じオーウェルの Nineteen Eighty-Four(『一九八四年』)は、監視と情報操作をさらに徹底して描いた長編で、高校生の次の目標に。本と考える力を奪われた社会を描く Fahrenheit 451(『華氏451度』)、ルールのない島で権力争いが起きる Lord of the Flies(『蠅の王』)も、人間と権力の関係を別の角度から見せてくれます。

読んだ人の感想

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この本が好きなら

あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。