ブックリンカー
『Webを支える技術 HTTP、URI、HTML、そしてREST』の表紙
テクノロジー5時間〜標準

Webを支える技術 HTTP、URI、HTML、そしてREST

著:山本陽平

読了時間の目安 推定
約5.5時間約200,000字(5時間〜)
難しさ
標準ふだん本を読む人なら無理なく読める
ページ数
400ページ
出版社
技術評論社2010年4月
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/15

どんな本?(結論は伏せて)

毎日使っているWebは、なぜここまで大きく育ち、しかも壊れずに動き続けているのか。本書は、その理由を個々の技術ではなく、Web全体の設計の考え方に求める本です。

URIでものを名指しし、HTTPでやりとりし、HTMLなどでつなぐという基本の仕組みを、成り立ちの歴史と仕様の両面から順にたどります。後半では、その考え方を自分でWebサービスやAPIを設計するときにどう生かすかへと進みます。2010年に出た本ですが、土台となる部分はほとんど変わっていません。ふだん何気なく書いているURLやリクエストの意味を、改めて考えたくなる一冊です。

こんな人に

Webアプリケーションを作っているけれど、HTTPやURIを「なんとなく」で使っている若手エンジニアに。Web APIの設計で、URIの決め方やメソッドの使い分けに迷う人や、エンジニアと話すためにWebの仕組みの基本を押さえたいPMにも向いています。

要点

  • Webが大きく育ち長く動き続けてきたのは、個々の技術より設計思想のおかげ。その設計思想を制約の組み合わせとして言い表したのがRESTだ。
  • URIは長く変えずに使えるよう設計する。実装に使っている技術や内部の都合を、URIに持ち込まない。
  • 少数の共通のHTTPメソッドとステータスコードでやりとりすることが、クライアントとサーバの結びつきを緩くし、システムを変更に強くする。
  • Webサービスの設計は、まず何をリソースとして切り出し、どう名前をつけ、リンクでどう結ぶかを考えることから始まる。

読んだあとに考えたいこと

  1. 自分が設計したURIは、数年後に中身を作り直しても同じままでいられるだろうか。
  2. いま使っているAPIで、HTTPメソッドやステータスコードは本来の意味どおりに使われているだろうか。
  3. 自分のサービスの「リソース」とは何か、一覧にできるだろうか。

読むときのコツ

第1部でRESTの全体像をつかみ、第2・3部のURIとHTTPは手元で通信をのぞきながら読むと身につきます。Atomやmicroformatsなど、いまはあまり使われない技術の章は飛ばしてもかまいません。HTTPの細かな仕様や認証の話は刊行後に更新されている点に注意しましょう。

次に読むなら

Webをつくる人の考え方や文化に視野を広げたいなら、ポール・グレアム『ハッカーと画家』へ。プログラマーの創造性という別の角度から、Webの世界を見直せます。

運営者の書評

この本は、運営者(山野 健太)が読んで個人ブログに書評を書いています。上の要約・要点はブックリンカー編集部が別に書いたものです。

読んだ人の感想

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あらすじ・要約などの文章は AI(Claude)が書いたもので、内容や主張、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。読了時間・難しさもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。