ブックリンカー
『Esperanza Rising』の表紙
小4〜中学長編English

Esperanza Rising

作:Pam Muñoz Ryan

対象の目安
小4〜中学
ボリューム 推定
約45,000語長編
ページ数
262ページ
出版社
Scholastic2000年
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/09/29

どんなお話?(ネタバレなし)

1930年のメキシコ。エスペランサは、ぶどう畑やバラの庭が広がる大きな牧場のひとり娘として、美しい服と使用人に囲まれて暮らしています。13歳の誕生日を前に、大好きな父がどんなお祝いをしてくれるのか、胸をふくらませていました。

ところが誕生日の前日、思いもよらない悲劇が一家をおそいます。家も財産も失ったエスペランサと母は、それまで家の使用人だった家族とともに、国境をこえてアメリカのカリフォルニアへ向かいます。そこで待っていたのは、農場で働く労働者としての暮らしでした。

こんな子におすすめ

恵まれた暮らしを当たり前だと思っていたことに、ふと気づく瞬間のある子に。わがままなお嬢さまだったエスペランサが、ひとつずつ働くことを覚え、人の痛みを知っていく姿は、成長物語として胸を打ちます。スペイン語まじりの英語にふれて、ことばの世界を広げたい子にも。

読みどころ

  • 章のタイトルは、ぶどう、玉ねぎ、アーモンドなど、そのとき収穫している作物の名前。畑の季節の移り変わりと、エスペランサの心の変化が重なっていきます。
  • 祖母が教えてくれたかぎ針編みは、つらいときのエスペランサをささえる大切なもの。編み目の山と谷に、人生の浮き沈みが重ねられています。
  • 牧場のお嬢さまだったエスペランサと、使用人の息子だったミゲル。立場が逆転したふたりの関係の変化も、この物語の見どころです。

読んだあとに話したいこと

  1. エスペランサがいちばん変わったと思うのは、どの場面?
  2. ストライキに参加するかどうか、きみならどうする?
  3. もし明日すべてを失ったら、何が自分のささえになると思う?

おうちの方へ

語彙は英検準2級〜2級程度で、スペイン語の単語やことわざがところどころに出てきます。各章のタイトルが収穫する作物の名前になっていて、季節の流れがつかみやすい構成です。父の死、家の火事、差別や強制送還の場面があります。作者の祖母の人生がもとになった物語です。

次に読むなら

家族とともに国を出る子どもたちの旅を3つの時代でたどる Refugee は、同じテーマをさらにスリリングにえがきます。ひとりの少女が新しい土地で自分の居場所を見つけていく物語なら、Anne of Green Gables(『赤毛のアン』)もあわせてどうぞ。

読んだ人の感想

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あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。