ブックリンカー
『Refugee』の表紙
小5〜高校長編English

Refugee

作:Alan Gratz

対象の目安
小5〜高校
ボリューム 推定
約70,000語長編
ページ数
338ページ
出版社
Scholastic Press2017年
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/03

どんなお話?(ネタバレなし)

3人の子どもの、3つの逃避行の物語です。1938年のドイツに暮らすユダヤ人の少年ヨーゼフは、ナチスの迫害を逃れるため、家族とともに大西洋を渡る客船に乗りこみます。1994年のキューバに住む少女イサベルは、食べるものにも困る暮らしから抜け出そうと、手づくりのボートでアメリカをめざします。2015年のシリアに住む少年マフムードは、内戦で家を失い、家族とヨーロッパへの長い旅に出ます。

時代も国もちがう3人の物語が、短い章で入れかわりながら進んでいきます。3人の旅は、どこへたどりつくのでしょうか。

こんな子におすすめ

ニュースで流れる難民の映像を見て、なぜ人は命がけで国を出るのかと考えたことのある子に。ハラハラする冒険小説として読めるので、歴史が苦手な子でもぐいぐい引きこまれます。3つの時代を行き来する構成は、社会科で学ぶ出来事を身近に感じるきっかけにもなります。

読みどころ

  • 3つの物語は、それぞれいちばん気になるところで次の人物へ切りかわります。ページをめくる手が止まらなくなる、スリル満点の構成です。
  • 時代も国もちがう3人が、家族を守るために似たような決断をせまられる場面が重なります。比べながら読むと、難民の経験の共通点が見えてきます。
  • 最後に明かされる3人のつながりは、それまでの物語の見え方をがらりと変えます。巻末の作者のあとがきでは、史実とフィクションの関係も説明されています。

読んだあとに話したいこと

  1. 3人のなかで、いちばん心に残った人物はだれ? その理由は?
  2. マフムードが目立たないようにするのをやめたのは、なぜだと思う?
  3. もし家族と国を出なければならなくなったら、何を持っていく?

おうちの方へ

3人の物語が数ページずつの短い章で切りかわり、章の終わりが次を読ませる仕掛けになっているので、長さのわりに読み進めやすい一冊。語彙は英検準2級〜2級程度です。ホロコースト、空爆、海での遭難、子どもや家族の死など重い場面が多いので、歴史的な背景を親子で確かめながら読むのがおすすめです。

次に読むなら

スーダンの少年の実話をもとにした A Long Walk to Water(『魔法の泉への道』)は、より短くシンプルに難民の旅をえがきます。ナチス占領下でユダヤ人の友だちを守ろうとする少女の物語 Number the Stars(『ふたりの星』)は、ヨーゼフの時代を別の角度から見せてくれます。

読んだ人の感想

読みこみ中…

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この本が好きなら

あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。