ブックリンカー
『一瞬の風になれ 第三部 ドン』の表紙
中学〜高校長編

一瞬の風になれ 第三部 ドン

作:佐藤多佳子

対象の目安
中学〜高校
ボリューム 推定
約230,000字長編
ページ数
456ページ
出版社
講談社2006年10月
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/03

どんなお話?(ネタバレなし)

高校陸上部を舞台にした三部作の完結編です。

神谷新二と一ノ瀬連は、いよいよ高校3年生。陸上部の中心として部を引っぱりながら、高校生活最後のシーズンを迎えます。

目ざすのは、仲間と組む4継(4×100メートルリレー)で、どこまで上へ行けるか。ゼロから陸上を始めた新二と、天才と呼ばれながら本気になれなかった連。二人が三年間かけて積みあげてきたものが、ついに試されるときが来ました。スタートの号砲「ドン」とともに、最後の夏が走りだします。

こんな子におすすめ

第二部まで読んで、新二と連がどこまで行けるのか見届けたい子に。部活で最上級生になり、チームをまとめる難しさや、最後の大会へのプレッシャーを感じている中高生にぴったりです。三年間を一緒に走ってきた仲間がいる子なら、結末できっと胸が熱くなります。

読みどころ

  • 三部作の最後に待つ4継のレース。十数秒のリレーが、何ページにもわたって息づかいまで描かれ、読み終えたときにはタイトルの意味が胸に落ちてきます。
  • 天才・連の本気。第一部では練習ぎらいだった連が、全力で走る姿を見せる場面は、三部作を通して読んできた人へのごほうびです。
  • 最上級生になった新二が、部の仲間や後輩とどう向きあうか。記録だけではない、チームの一員として走ることの意味が描かれます。

読んだあとに話したいこと

  1. 新二は、三年間でどんなところがいちばん変わったと思う?
  2. リレーのバトンには、タイム以外にどんなものがこめられているのかな。
  3. 最後の大会の前、あなたならどんな気持ちでスタートラインに立つ?

おうちの方へ

全三部作の最終巻で、第一部・第二部を読んでから手にとってください。三部のなかでいちばん厚い巻ですが、レース場面の勢いで一気に読めます。つらい場面は少なく、読後感はさわやかです。ひとり読みは中学生〜高校生が目安。部活の最後の大会を控えた子には特に響きます。

次に読むなら

まだの人は『第一部 イチニツイテ』『第二部 ヨウイ』から順に。読み終えて同じような熱さを味わいたいなら、飛込み競技でオリンピック代表を争う『DIVE!!』がおすすめです。仲間と走る物語なら、箱根駅伝を目ざす大学生たちの『風が強く吹いている』もぜひ。

読んだ人の感想

読みこみ中…

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この本が好きなら

あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。