ブックリンカー
『DIVE!! 上』の表紙
小6〜高校長編

DIVE!! 上

作:森絵都

対象の目安
小6〜高校
ボリューム 推定
約110,000字長編
ページ数
231ページ
出版社
角川書店2000年4月
この本を記録
数字は、その本を記録した人の数です
無料で登録すると、読んだ本を本棚に残して、感想も書けます。無料で登録ログイン

PRこのページの購入ボタンはアフィリエイト広告です。Amazonのアソシエイトとして、ブックリンカーは適格販売により収入を得ています。また、楽天アフィリエイトを利用しています。

X でシェア

文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/09/30

どんなお話?(ネタバレなし)

高さ10メートルの台から水面まで、わずか1.4秒。そのあいだに回転やひねりを決めて、美しく水に入る――それが飛込み競技です。

中学2年生の坂井知季は、ミズキダイビングクラブに通う、ごくふつうの少年でした。ところが経営難のクラブは、存続の条件としてオリンピック選手を出すことを求められます。そこへやってきたのが、アメリカ帰りの女性コーチ・麻木夏陽子。彼女は知季の中に眠る才能を見ぬき、きびしい特訓をはじめます。サラブレッドの富士谷要一、野性の飛込みをする沖津飛沫。少年たちの熱い夏が動きだします。

こんな子におすすめ

部活や習いごとで、自分より才能のある仲間に焦りを感じたことのある子に。知季、要一、飛沫の三人は、それぞれまったくちがうタイプの努力家なので、きっと誰かに自分を重ねられます。マイナーなスポーツの世界をのぞいてみたい子、友情とライバル関係の両方が好きな子にも。下巻まで続けて読むと、三人の結末がいっそう胸に迫ります。

読みどころ

  • わずか1.4秒の演技を、何ページもかけて描く飛込みの場面。台に立つときの緊張、空中での感覚、水に入る瞬間までが、スローモーションのように伝わってきます。
  • 知季、要一、飛沫の三人は、才能の種類も育ちもばらばら。同じ目標を追いながら、互いを意識してゆれ動く心の描き方が、スポーツ小説としての大きな魅力です。
  • 強引で謎めいたコーチ・夏陽子の存在感。少年たちを振りまわしながら、一人ひとりの可能性を本気で信じる姿に、大人の読者もひきこまれます。
  • 青森の海で育った飛沫の飛込みは、プールで点数を競う競技とはまるで別もの。自然の中で飛ぶことと、ルールのある競技で飛ぶことのちがいが、飛沫の迷いを通して浮かびあがります。

読んだあとに話したいこと

  1. 知季、要一、飛沫のなかで、自分にいちばん近いのはだれ?
  2. ライバルの成長を、素直に喜べないのはどうしてだろう?
  3. 「好き」と「勝ちたい」は、どうちがうのかな。

おうちの方へ

飛込み競技に打ちこむ中高生を描いたスポーツ小説で、上下巻のうちの上巻です。専門用語は作中でわかりやすく説明されます。軽い恋愛や、恋人を奪われる失恋の場面がありますが、性的な描写は控えめ。ひとり読みは小学6年生〜中学生が目安で、下巻でオリンピック選考の結末が描かれます。

次に読むなら

同じ中学生のスポーツ小説なら、天才ピッチャーと仲間たちを描く『バッテリー』が双璧です。高校の陸上部で短距離とリレーに打ちこむ『一瞬の風になれ』は、より長い時間をかけて部活の三年間を追う物語。作者の森絵都を別の角度から知るなら、魂が少年の体で生きなおす『カラフル』もぜひ。

読んだ人の感想

読みこみ中…

感想を書くにはログインが必要です(13歳未満のお子さまは、おうちの方のアカウントで)。

この本が好きなら

あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。