文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/03
どんなお話?(ネタバレなし)
いたずらの王者をめざすキツネのゾロリと、子分になったばかりのイノシシのふたご、イシシとノシシ。3人がたどりついたのは、いかにも何か出そうな、不気味な古いやかたでした。
そこでゾロリは、ようかい学校の先生からたのみごとをされます。近ごろのようかいたちは、人前に出てもちっともこわがってもらえず、すっかり自信をなくしているというのです。ようかいたちに「こわがらせ方」を教える先生役を引きうけたゾロリは、大はりきりで作戦を立てはじめますが……。
おばけやかたでくりひろげられるドタバタ劇。だじゃれやおならギャグ、絵さがしもたっぷりで、こわいのに笑いが止まらない1冊です。
こんな子におすすめ
おばけの話が好きだけど、本当にこわい話はまだ苦手、という子に。ゾロリがおばけにも負けずにふざけ続けるので、こわい気持ちが笑いに変わっていきます。1冊目のゾロリで笑った子が、次に手に取る巻としても自然な流れです。
読みどころ
- こわがらせる側のはずのようかいたちが、だれにもこわがってもらえずに落ちこんでいる、という逆さまの設定。こわいはずの場面がギャグに変わっていく落差が、この巻の楽しさです。
- ページのあちこちに、だじゃれや絵の中の小ネタがかくれています。文字だけでなく、絵のすみずみまで見て楽しめるのがゾロリらしいところです。
- 天国のママが初めて登場する巻でもあります。シリーズを通してゾロリを見守る存在なので、ここで出会っておくと、あとの巻がいっそう楽しめます。
ここから先は物語の結末に触れています。読み終わった人や、読み聞かせの前に内容を確かめたい保護者の方向けです。
ようかい学校の先生のたのみは、だれにもこわがられなくなったようかいたちに「きょうふの教育」をしてほしい、というものでした。ゾロリは自分がようかいに変そうして、人をこわがらせるお手本を見せようとします。ところが、いつものようにゾロリの作戦はうまくいきそうでいかず、やかたは、ようかいたちも巻きこんだ大さわぎになっていきます。
イシシとノシシのとぼけたやりとりや、ゾロリのとっぴな思いつきにふりまわされながらも、ようかいたちは最後には、どうやら少し自信を取りもどしたようす。ゾロリは大もうけとはいかないまま、3人はこりることなく次の旅へと出発していきます。
この巻では、天国にいるゾロリのママが初めて姿を見せます。いたずらばかりのゾロリにも、空の上から見守ってくれる人がいることがわかる場面です。
読んだあとに話したいこと
- おばけやかたに行くとしたら、だれといっしょなら平気?
- もしあなたがようかいに「こわがらせ方」を教えるなら、どんな作戦にする?
- ゾロリの作戦、あなたならどこを直せばうまくいったと思う?
おうちの方へ
『かいけつゾロリのドラゴンたいじ』に続くシリーズ2作目ですが、1話完結なのでこの本から読んでも楽しめます。おばけが出てきますが、こわさより笑いが勝つつくりなので、こわがりな子にも手渡しやすい巻です。絵が多く、ひとり読みは小学1〜2年生から。
次に読むなら
前作『かいけつゾロリのドラゴンたいじ』がシリーズの1冊目です。まだならそちらも読むと、イシシとノシシがゾロリの子分になったいきさつがわかります。シリーズは70巻以上あり、どの巻も1話完結なので、気になる表紙から選んでかまいません。こわくて笑える話がもっと読みたい子には、『おばけのアッチ』のシリーズもおすすめです。
読んだ人の感想
読みこみ中…
この本が好きなら
あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。





