- 対象の目安
- 小3〜中学
- ボリューム 推定
- 約55,000字長編
- ページ数
- 221ページ
- 出版社
- ポプラ社2018年11月
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/10
どんなお話?(ネタバレなし)
冬休みの旅行から帰ってきたグレッグ。1月なのにやけにあたたかい日があって、グレッグは地球温暖化が心配になります。ところがそのあと、町はきびしい寒さと大雪につつまれます。
グレッグの住む通りは、坂の上と坂の下で子どもたちが昔から仲が悪く、冬になると雪をめぐって争いがおきるのがお決まり。学校では女子ばかりの安全係が男子に目を光らせ、宿題をわすれたグレッグはママにゲームとテレビを禁止されてしまいます。
寒さから逃げ場をさがすグレッグとロウリー。でもこの冬、町じゅうの子どもを巻きこむ大さわぎが待っていました。
こんな子におすすめ
雪遊びや雪合戦が大好きな子、近所の子ども同士のグループ争いにピンとくる子に。寒いのがいやで家にこもりたいグレッグと、外で遊ばせたいママとの攻防もあり、冬休みに読むと気分がもりあがります。たくさんの子が入りみだれる「戦い」の場面が好きな子にもおすすめです。
読みどころ
- 坂の上と坂の下で子どもたちが争う、という近所の地図がよくできていて、どの通りの子がどの陣営かを追うだけでも楽しめます。
- 大雪の日の学校のパニックや、まちがったバスに乗って森に迷いこむ場面など、冬ならではの事件がたたみかけるように続きます。
- クライマックスの大雪合戦は、裏切り、乱入、思わぬ共通の敵と、まるで戦争映画のような展開。それを終わらせるのが除雪車というオチも笑えます。
ここから先は物語の結末に触れています。読み終わった人や、読み聞かせの前に内容を確かめたい保護者の方向けです。
社会科の発表の宿題をわすれ、いいかげんな発表をしたグレッグは、やり直しを命じられ、ママに画面を見るのを禁止されます。旅行中にあずけていたペットのブタは、しつけの学校から逃げ出して行方不明です。
寒さがきびしくなり、グレッグとロウリーはあたたかい場所をさがして、留守中のおばあちゃんの家にこっそり入りこんだりします。学校では、女子だけになった安全係が男子にきびしく、ある日は窓の閉めわすれで校舎がこごえるほど寒くなり、大雪で閉じこめられると思った生徒たちがさわぎだして、早めの下校になります。
帰り道、ふたりは別の通りの子が乗るバスにもぐりこみますが、だれかが投げた雪玉のせいにされて降ろされ、追いかけられて森へ。そこは、だれもがこわがる乱暴な子どもたちのすみかでした。ふたりは必死に逃げ、あやうくパパの車にひかれそうになります。
週末、ママに外で遊びなさいと家を出されたグレッグとロウリーは雪のとりでをつくります。それをきっかけに、坂の上の子どもたちは手を組んで巨大な雪の壁をきずき、坂の下の子どもたちとの雪合戦がはじまります。ところが味方のふりをしていた子の裏切りで壁はくずされ、そこへうらみを持つ安全係、別の通りの子どもたちまで加わって、町じゅう入りみだれての大合戦に。最後には森の子どもたちがあらわれ、みんなはいっせいにそちらと戦いはじめます。グレッグとロウリーがとりでの残がいにかくれていると、遅れてやってきた除雪車がすべてを押しのけ、戦いはようやく終わります。やがて雪がとけ、グレッグは「世界には自分のように生きのびる者も必要なんだ」としみじみ思うのでした。
読んだあとに話したいこと
- 坂の上と坂の下の子どもたちは、どうして仲が悪いんだと思う?
- 雪合戦で、最後にみんなが手を組んだのはなぜかな?
- グレッグみたいに「かくれて生きのびる」のは、ずるいと思う? かしこいと思う?
おうちの方へ
シリーズ第13巻。冬の寒さと雪合戦が中心で、後半の大合戦はシリーズでも指折りのにぎやかな場面です。前半は学校や近所の短いエピソードが続きます。森の子どもたちの場面は少しこわいものの、ユーモラスに描かれています。前の巻の家族旅行のすぐあとの話ですが、単独でも読めます。原書は The Meltdown。
次に読むなら
前の巻『にげだしたいよ!』の家族旅行から帰ったあとの冬の話です。次の巻『ぶっこわしちゃえ』では、家の工事をめぐって一家に大事件がおきます。子どもたちがとりでにこもって大人や別のグループと戦う話が気に入ったら、『ぼくらの七日間戦争』もぜひ。英語に興味が出てきたら原書 The Meltdown もどうぞ。
読んだ人の感想
読みこみ中…
この本が好きなら
あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。




