ブックリンカー
『DIVE!! 下』の表紙
小6〜高校長編

DIVE!! 下

作:森絵都

対象の目安
小6〜高校
ボリューム 推定
約180,000字長編
ページ数
381ページ
出版社
角川書店2006年6月
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/03

どんなお話?(ネタバレなし)

飛込み競技にかける少年たちの物語、完結編です。

オリンピック代表の座をめぐる選考が、いよいよ近づいてきます。大技に挑みつづける坂井知季、元オリンピック選手の父を持ち、クラブのエースとして努力を重ねてきた富士谷要一、海で育った野性の飛込みを持つ沖津飛沫。三人は同じ夢を追う仲間であり、ただ一つの座を争うライバルでもあります。

下巻では、これまで知季の陰にいた要一の胸の内が、深く描かれていきます。10メートルの台の上で、三人はそれぞれ何を思い、どんな飛込みを見せるのでしょうか。

こんな子におすすめ

上巻を読んで、知季・要一・飛沫の誰かを応援したくなった子に。とくに、努力を重ねてきたのに「当たり前にできる人」と見られがちな子は、要一の葛藤に深く共感できるはずです。結果よりも、自分が納得できる戦い方にこだわる物語なので、試合や発表会を控えた子の背中も押してくれます。

読みどころ

  • 上巻ではクールなエースに見えた要一の、弱さや怒り、誇りが正面から描かれます。天才と呼ばれる少年の内側を知ると、上巻の場面まで違って見えてきます。
  • 最後の選考会の場面。三人の一本一本の飛込みが、わずか1.4秒とは思えない密度で描かれ、読んでいるこちらまで息を止めてしまいます。
  • 「勝つこと」と「自分の飛込みをすること」は同じなのか。三人がそれぞれの答えを出していく過程が、スポーツ小説をこえた問いを投げかけます。

読んだあとに話したいこと

  1. 要一は、なぜ代表に近づいたことを素直に喜べなかったんだろう?
  2. 結果が出なくても「やりきった」と思えるのは、どんなとき?
  3. 三人のなかで、いちばん成長したと思うのはだれ?

おうちの方へ

上下巻の下巻で、必ず『DIVE!! 上』を読んでから手にとってください。下巻は要一の視点が大きく、代表選考の結末が描かれます。大人の事情で選考が左右される場面もあり、スポーツの世界の厳しさを考えるきっかけになります。軽い恋愛描写はありますが控えめ。ひとり読みは小学6年生〜中学生が目安です。

次に読むなら

まだの人は、まず『DIVE!! 上』から。読み終えて、ほかの部活小説に進むなら、高校陸上部の三年間を追う『一瞬の風になれ』が近い読み心地です。天才と凡人、競いあう者たちの心を描く物語としては、ピアノコンクールが舞台の『蜜蜂と遠雷』も、少し背のびして読んでみてください。

読んだ人の感想

読みこみ中…

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この本が好きなら

あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。