- 対象の目安
- 未就学
- ボリューム 推定
- 約130語はじめて
- ページ数
- 32ページ
- 出版社
- HarperTrophy1947年
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/09/29
どんなお話?(ネタバレなし)
緑色の大きな部屋で、ちいさなうさぎがベッドに入っています。部屋には電話、赤い風船、月をとびこえる牛の絵、いすにすわった3びきのくま、2ひきの子ねこと手ぶくろ、おもちゃの家とねずみ、くしやブラシ、おかゆの入ったおわん……。そして、「しーっ」とささやくおばあさんがいます。
眠る前のひととき、うさぎは部屋のものひとつひとつに声をかけていきます。ページをめくるたびに、窓の外の月がすこしずつのぼっていきます。
こんな子におすすめ
なかなか寝つけず、布団に入ってからも「まだ遊びたい」とぐずる1〜3歳ごろの子に。部屋のものに一つずつ声をかけていく流れは、毎晩おなじ手順で眠りにむかう「寝る前の儀式」にそのまま使えます。はじめて英語の絵本にふれる赤ちゃんにも、短い言葉とやわらかな音が心地よく届きます。昼寝の前や、旅先でいつもとちがう部屋に泊まる夜にも役立ちます。
読みどころ
- 色あざやかな部屋の全景を描いた見開きと、白黒で小さなものを描いたページが交互に現れます。全体と細部がリズムよく入れかわる、落ちついたつくりです。
- 窓の外の月の位置、時計の針、部屋の明るさが、ページごとに少しずつ変わっていきます。二度目からは、この変化を指さして探すのが楽しみになり、ページが進むほど声を小さくしていく読み方にも自然につながります。
- 小さなねずみが毎ページどこかにかくれていて、小さな子のねずみ探しが始まります。壁の絵の中には、同じ作者と画家による別の絵本 The Runaway Bunny の一場面も描かれています。
- 英文は韻をふむ短い句の連なりで、kittens と mittens のように音の似た言葉が並びます。意味を説明するより、音そのものを聞かせることを楽しみたい文章です。
ここから先は物語の結末に触れています。読み終わった人や、読み聞かせの前に内容を確かめたい保護者の方向けです。
はじめに、緑の部屋にあるものが順番に紹介されます。電話、赤い風船、牛が月をとびこえる絵、いすの上の3びきのくま、2ひきの子ねこ、手ぶくろ、おもちゃの家、ちいさなねずみ、くし、ブラシ、おかゆ、そしてしずかなおばあさん。
それからうさぎは、部屋のもの一つひとつに「おやすみ」を言っていきます。月にも、くまにも、いすにも、子ねこにも、手ぶくろにも。とちゅうで、部屋の外の星や空気、どこかの物音にまでおやすみを言います。
ページが進むにつれて部屋の明かりはだんだん暗くなり、時計の針も進み、窓の月は高くのぼっていきます。ねずみは絵のあちこちに場所を変えてかくれています。最後には部屋はすっかり暗くなり、うさぎは静かに眠りにつきます。大きな事件は何も起きず、眠りへ向かう気持ちがそのまま絵本になっています。
読んだあとに話したいこと
- きみのお部屋だったら、どのものに「おやすみ」を言いたい?
- ねずみはどこにいたかな? もう一回めくって、いっしょにさがしてみよう。
- 外が暗くなるにつれて、お部屋の中はどんなふうに変わっていった?
おうちの方へ
文はごく短く、「おやすみ」と部屋のものの名前をくり返すだけなので、英語がはじめての子にも向きます。韻をふんだ心地よいリズムなので、ゆっくり小声で読むのがコツ。ねずみ探しも楽しめます。日本語版『おやすみなさい おつきさま』(評論社)もあり、寝る前の定番です。
次に読むなら
同じ作者と画家のコンビによる The Runaway Bunny(『ぼくにげちゃうよ』)は、逃げたい子うさぎとどこまでも追いかける母うさぎのやりとりで、親子の安心感を描いた姉妹のような絵本です。英語の音をもっと楽しみたいなら、動物と色をくり返す Brown Bear, Brown Bear, What Do You See? へ。日本語の赤ちゃん絵本と組みあわせるなら、『いないいないばあ』のようにくり返しで楽しむ本と交互に読むと、寝る前の時間に変化がつきます。
読んだ人の感想
読みこみ中…
この本が好きなら

Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?
Bill Martin Jr.
「動物」「ことば遊び」のお話・同じくらいの長さ

いないいないばあ
松谷みよ子
日本語の本・「動物」「ことば遊び」のお話・同じくらいの長さ

おおきなかぶ
A.トルストイ
日本語の本・「家族」「動物」のお話・同じくらいの長さ

しろくまちゃんのほっとけーき
わかやまけん
日本語の本・「家族」「動物」のお話・同じくらいの長さ

Owl Moon
Jane Yolen
「家族」「動物」のお話・少し長め
この本が入っている特集
この本を紹介している記事
あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。
