ブックリンカー
『Wonder』の表紙
小4〜中学長編English

Wonder

邦題『ワンダー』

作:R. J. Palacio

対象の目安
小4〜中学
ボリューム 推定
約73,000語長編
ページ数
315ページ
出版社
Alfred A. Knopf2012年
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/09/29

どんなお話?(ネタバレなし)

オーガスト(オギー)・プルマンは10歳の男の子。生まれつき顔に障がいがあり、何度も手術を受けてきたため、ずっと家で勉強してきました。そんなオギーが、5年生から初めて学校に通うことになります。

新しい教室で出会うのは、じろじろ見る子、目をそらす子、そして話しかけてくれる子。物語はオギー本人だけでなく、姉のヴィアやクラスメートたちの目からも語られ、それぞれの気持ちが少しずつ見えてきます。オギーの1年間は、どんなものになるのでしょう?

こんな子におすすめ

見た目や持ちもので人をからかう場面に出くわして、もやもやした経験のある子に。高学年になり、友だちとの関係が複雑になってきた時期に読むと、オギーだけでなく、まわりの子どもたちの迷いにも共感できるはずです。英語の長い本に挑戦したい子にとっては、章の短さが大きな助けになります。

読みどころ

  • 語り手がオギー、姉のヴィア、サマー、ジャックと次々に交代し、同じできごとが別の立場からどう見えていたかが明かされていきます。視点が変わるたびに、それまでの印象がゆさぶられます。
  • オギーは大の『スター・ウォーズ』好きで、皮肉やジョークもよく口にする男の子。「かわいそうな子」という型にはまらない、ユーモアのある人物として描かれています。
  • 担任のブラウン先生が毎月黒板に書く「格言」が、物語のあちこちで登場人物の行動と響きあいます。読者も自分なりの格言を考えたくなる仕掛けです。
  • 各章は数ページと短く、口語的な会話が多いので、英語の長編に慣れていない子でもテンポよく読めます。章のタイトルにも遊び心があります。

読んだあとに話したいこと

  1. 語り手が変わったとき、いちばん見方が変わった登場人物はだれ?
  2. ブラウン先生の格言のなかで、気に入ったものはどれ? 自分でつくるとしたらどんな言葉にする?
  3. 姉のヴィアは、弟のことをどう思っていたのだろう。家族だからこそ言えない気持ちってあると思う?
  4. 「正しいこと」と「親切なこと」のどちらかを選ぶとしたら、きみはどうする?

おうちの方へ

長い本ですが、章が短く会話が多いので、英検2級程度の語彙で読み進められます。語り手が章ごとに変わり、それぞれの口調のちがいも読みどころ。いじめや心ない言葉の場面、ペットの死があるので、読みながら「自分ならどうするか」を親子で話すきっかけに。日本語版はほるぷ出版、映画版もあります。

次に読むなら

物語の外側を知りたくなったら、ジュリアンやクリストファーの側から語られる続編 Auggie & Me(邦訳『もうひとつのワンダー』)へ。学校に行けなくなった子どもたちの心を丁寧に追う日本の作品としては、辻村深月『かがみの孤城』が、中学生以上の読みくらべにおすすめです。もう少し軽い学校ものなら、日記形式でクラスの人間関係を笑いにする Diary of a Wimpy Kid が息抜きになります。

読んだ人の感想

読みこみ中…

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あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。