Charlie and the Chocolate Factory
邦題『チョコレート工場の秘密』
- 対象の目安
- 小2〜小5
- ボリューム 推定
- 約30,000語長編
- ページ数
- —
- 出版社
- Puffin Books1964年
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/10
どんなお話?(ネタバレなし)
チャーリー・バケットは、両親と4人のおじいさん・おばあさんと小さな家で暮らす、とても貧しい男の子。4人のお年寄りは、家にひとつしかない大きなベッドで一日じゅういっしょに過ごしています。チョコレートを食べられるのは1年に1度、誕生日だけです。
ある日、町の大きなチョコレート工場の主ウィリー・ワンカさんが、「チョコレートの中に隠した5枚の金色のチケットを見つけた子どもを、工場に招待する」と発表します。長いあいだ誰も入ったことのない、なぞの工場。その中には、いったい何があるのでしょう?
こんな子におすすめ
お菓子の話になると目が輝く子、ちょっと意地悪なユーモアや「悪い子がひどい目にあう」話にげらげら笑える子に。長い読み物を楽しめるようになってきた小学校中学年ごろの読み聞かせにも向いています。映画でワンカの工場を知っている子なら、原作との細かなちがいを探すのもおもしろいでしょう。
読みどころ
- チャーリーの家の貧しさは、うすいキャベツのスープばかりの食卓や、すきま風の入る小さな家の描写で具体的に伝わってきます。だからこそ、金色のチケットをめぐるどきどきが大きくふくらみます。
- 工場の部屋はどれも奇想天外な発明品にあふれていて、読みながら頭の中で絵を思いうかべる楽しさがあります。クエンティン・ブレイクの挿絵が、その想像を手助けしてくれます。
- 招待された4人の子どもたちは、それぞれ一つの悪いくせを大げさにしたような性格。ワンカさんのとぼけた受け答えと合わせて、ダールらしいブラックユーモアが光ります。
- ウンパルンパの歌は韻をふんだ長い詩になっていて、英語のリズムを味わえる部分です。意味を全部とろうとせず、声に出して調子を楽しむ読み方もできます。
ここから先は物語の結末に触れています。読み終わった人や、読み聞かせの前に内容を確かめたい保護者の方向けです。
金のチケットを当てたのは、食いしんぼうのオーガスタス、わがままなベルーカ、ガムをかみ続けるバイオレット、テレビばかり見ているマイク、そして雪の中で拾ったお金でチョコを買ったチャーリーでした。チャーリーはジョーおじいちゃんと工場へ向かいます。
工場の中は、チョコレートの川や食べられる草原など、驚きの連続。働いているのは小さなウンパルンパたちです。ところが子どもたちは、ワンカさんの注意を聞かずに次々と脱落します。オーガスタスはチョコの川に落ちて管に吸いこまれ、バイオレットは試作品のガムをかんでブルーベリーのようにふくらみ、ベルーカはリスたちにごみの穴へ落とされ、マイクはテレビの中へ送られて小さくなってしまいます。そのたびにウンパルンパが歌で子どもたちをからかいます。
最後に残ったのはチャーリーひとり。ワンカさんは、工場をまかせられる正直な子どもを探していたのだと明かし、チャーリーを後継ぎに選びます。ふたりとおじいちゃんはガラスのエレベーターで空を飛び、チャーリーの家族全員を工場へ迎えに行きます。
読んだあとに話したいこと
- 4人の子どもたちのなかで、いちばん「気持ちがわかる」と思ったのはだれ?
- きみが工場の部屋をひとつ作れるとしたら、どんなお菓子を発明する?
- ワンカさんはやさしい人? こわい人? どんなところからそう感じた?
おうちの方へ
英文は比較的やさしく、英検準2級〜2級程度の語彙で読み進められます。ただしウンパルンパの歌は韻をふんだ詩で、ことば遊びや造語が多く難しめなので、飛ばして先へ進んでもかまいません。日本語版は評論社から。映画を先に見ておくのもおすすめです。続編は『ガラスの大エレベーター』。
次に読むなら
日本語版『チョコレート工場の秘密』(柳瀬尚紀訳)と読みくらべると、ウンパルンパの歌や造語がどう日本語にされているかに驚くはず。続きは Charlie and the Great Glass Elevator で。同じダールなら、本好きの女の子が理不尽な大人に立ち向かう Matilda が、分量も少しふえてよいステップアップに。ドタバタの笑いをもっと気軽に楽しみたい子には、The Adventures of Captain Underpants も相性がいいでしょう。
読んだ人の感想
読みこみ中…
この本が好きなら

Charlie and the Great Glass Elevator
Roald Dahl
同じ作者・「ファンタジー」「笑える」のお話・同じくらいの長さ

Matilda
Roald Dahl
同じ作者・「笑える」「ファンタジー」のお話・同じくらいの長さ

The Adventures of Captain Underpants
Dav Pilkey
「笑える」のお話・短めで読みやすい

Diary of a Wimpy Kid: Hot Mess
Jeff Kinney
「家族」「笑える」のお話・同じくらいの長さ
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この本を紹介している記事
あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。
