Charlie and the Great Glass Elevator
邦題『ガラスの大エレベーター』
- 対象の目安
- 小2〜小5
- ボリューム 推定
- 約31,000語長編
- ページ数
- 176ページ
- 出版社
- Puffin Books1972年
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/10
どんなお話?(ネタバレなし)
チョコレート工場のあとつぎに選ばれたチャーリー。ワンカさんと、家族みんなを乗せたガラスの大エレベーターは、空高く飛びあがったところでした。ベッドから一歩も出ようとしないおじいちゃん・おばあちゃんたちも、ベッドごといっしょです。
ところがワンカさんがちょっと勢いをつけすぎたせいで、エレベーターは地球を飛びだし、なんと宇宙へ。そこにはアメリカが打ちあげたばかりの宇宙ホテルがあり、地上ではあわてんぼうの大統領が大さわぎをはじめます。
そして宇宙には、とんでもなくおそろしい生きものがひそんでいて……。ワンカさんの奇想天外な冒険が、ふたたびはじまります。
こんな子におすすめ
『チョコレート工場の秘密』を読んで、チャーリーとワンカさんのその後が気になる子に。お菓子の工場から一転、宇宙ホテルや宇宙生物、若返りの薬とスケールがぐんと広がるので、SFや宇宙の話が好きな子にも。ばかばかしいほど大げさな大人たちを笑い飛ばせる子なら、ダールらしい皮肉もたっぷり楽しめます。
読みどころ
- 舞台はいきなり宇宙へ。ガラスのエレベーターから地球を見おろす場面や、宇宙ホテルでの大さわぎなど、前作とはまったくちがうスケールの冒険が描かれます。
- あわてんぼうのギリグラス大統領や、右往左往する大人たちの描き方は、ダールらしい風刺たっぷり。えらい大人ほどおかしく見えるのが痛快です。
- 若返りの薬を飲みすぎて赤ちゃんに、さらには「マイナス」の年になってしまうという発想は、ダールならでは。ばかばかしいのに、年をとることについて少し考えさせられます。
ここから先は物語の結末に触れています。読み終わった人や、読み聞かせの前に内容を確かめたい保護者の方向けです。
エレベーターは地球を回る軌道に乗り、完成したばかりのアメリカの宇宙ホテルにドッキングします。地上ではギリグラス大統領が、エレベーターの一行を敵の宇宙人だとかんちがい。ワンカさんは宇宙人のふりをして、でたらめなことばで相手を煙に巻きます。
ところが宇宙ホテルには、形を自由に変える凶暴な宇宙生物「ヴァーミシャス・ニド」がひそんでいました。一行はなんとか逃げだし、やがてニドにおそわれたホテル行きの宇宙船を、エレベーターで引っぱって助けだします。追ってきたニドたちは大気圏に突っこんで燃えつきました。
工場にもどると、ベッドから出たがらない3人の祖父母に、ワンカさんは若返りの薬「ワンカ・ヴァイト」をすすめます。ところが3人は欲ばって飲みすぎ、ふたりは赤ちゃんに、ジョージナおばあちゃんはなんと「マイナス2歳」になって消えてしまいます。
チャーリーとワンカさんは「マイナスランド」へ向かい、年をとらせる薬「ヴィタ・ワンク」でおばあちゃんを呼びもどしますが、今度は358歳に。薬を調整してみんなを元どおりにしたところへ、大統領からホワイトハウスへの招待状がとどき、祖父母たちはついにベッドから飛びおりるのでした。
読んだあとに話したいこと
- 若返りの薬があったら、きみは何歳になってみたい?
- おじいちゃん・おばあちゃんたちがなかなかベッドから出ようとしなかったのは、どうしてだと思う?
- 大統領たちの行動で、いちばんおかしいと思ったのはどこ?
おうちの方へ
『Charlie and the Chocolate Factory(チョコレート工場の秘密)』の続編で、前作のラストの場面からそのまま始まります。前作を先に読むのが必須です。ことば遊びや造語、韻をふんだ詩が多く、英語は前作よりやや難しめ。凶暴な宇宙生物ニドにおそわれる場面など、少しこわいところもあります。日本語版は評論社から。
次に読むなら
まずは前作 Charlie and the Chocolate Factory を。ダールの作品では、大きなやさしい巨人と少女の物語 The BFG、ずるい大人をやりこめる Matilda も、同じくらいの長さで読みすすめられます。ワンカさんの工場のような奇想天外な世界が好きなら、James and the Giant Peach もおすすめです。
読んだ人の感想
読みこみ中…
この本が好きなら

Charlie and the Chocolate Factory
Roald Dahl
同じ作者・「笑える」「ファンタジー」のお話・同じくらいの長さ

The Sea of Monsters
Rick Riordan
「冒険」「ファンタジー」のお話・同じくらいの長さ

Diary of a Wimpy Kid: The Deep End
Jeff Kinney
「家族」「笑える」のお話・同じくらいの長さ

Diary of a Wimpy Kid: The Getaway
Jeff Kinney
「家族」「笑える」のお話・同じくらいの長さ

Diary of a Wimpy Kid: The Long Haul
Jeff Kinney
「笑える」「家族」のお話・同じくらいの長さ
あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。
