ブックリンカー
『Corduroy』の表紙
未就学〜小1すこし長めEnglish

Corduroy

邦題『くまのコールテンくん』

作:Don Freeman

対象の目安
未就学〜小1
ボリューム 推定
約700語すこし長め
ページ数
32ページ
出版社
Viking1968年
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/03

どんなお話?(ネタバレなし)

デパートのおもちゃ売り場に、緑のオーバーオールを着た小さなくまのぬいぐるみがいます。名前はコーデュロイ。毎日たくさんの人が通りすぎますが、だれも連れて帰ってはくれません。

ある日、リサという女の子がコーデュロイを見つけて「ほしい」と言いますが、おかあさんは、もう買い物をしすぎたし、このくまはオーバーオールのボタンがひとつ取れている、と首をふります。

その夜、お客がみんな帰って店が静まりかえったころ、コーデュロイは気づきます。「ぼく、ボタンをなくしてたんだ」。コーデュロイは、ボタンをさがしに、はじめて売り場の外へ出ていきます。

こんな子におすすめ

ぬいぐるみを「生きている」と信じている3〜6歳ごろの子に。コーデュロイが夜のデパートをひとりで歩きまわる場面は、小さな冒険としてどきどきしながら楽しめます。おこづかいで何かを買った経験がある子は、リサが自分のお金でコーデュロイを連れて帰るところに、きっと誇らしさを感じるはずです。

読みどころ

  • コーデュロイにとって、エスカレーターは山、家具売り場は宮殿。知らないものを知っている言葉でとらえる思いこみが、小さな子の世界の見え方そのもので、親のほうがくすっとします。
  • ベッドのマットレスのボタンを引っぱってランプを倒す場面は、本のいちばんの山場。静まりかえった店内の「ガシャン」を、読み手の声でぜひ再現してあげてください。
  • リサは買ってもらうのではなく、ちょきん箱を数えて自分で買いに来ます。そして最後にボタンをぬいつけてあげる。「選ばれる」だけでなく「大事にされる」ことまで描かれた終わり方です。
  • 英文は過去形の短い文が続き、セリフもシンプル。ぬいぐるみの気持ちを引用符つきで語る形なので、読み聞かせでも意味がとりやすいです。

読んだあとに話したいこと

  1. コーデュロイがずっとほしかったものは、ほんとうはなんだったのかな?
  2. きみのぬいぐるみが夜に動き出したら、どこへ行くと思う?
  3. リサはどうして、自分のお金でコーデュロイを買いに来たんだろう?

おうちの方へ

本文は1ページに2〜5文で、過去形の地の文が中心。語彙はやさしいですが、escalator や palace、mountain のように少し長い単語も出てきます。コーデュロイのひとりごとを声色を変えて読むと、小さい子も物語に入りやすくなります。日本語版『くまのコールテンくん』(偕成社、松岡享子訳)もあり、続編に A Pocket for Corduroy があります。

次に読むなら

続編の A Pocket for Corduroy(『コールテンくんのポケット』)では、コーデュロイがコインランドリーに置き去りにされて、ポケットをさがす夜の冒険が描かれます。おもちゃや動物が自分の居場所を見つける話として、The Snowy Day の静かなあたたかさや、ペットと子どもの出会いを描く Henry and Mudge: The First Book も相性のよい次の一冊。こわいもの知らずのいたずら者が好きなら Curious George へ。

読んだ人の感想

読みこみ中…

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この本が好きなら

あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。