- 対象の目安
- 小3〜中学
- ボリューム 推定
- 約55,000字長編
- ページ数
- 221ページ
- 出版社
- ポプラ社2008年5月
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/10
どんなお話?(ネタバレなし)
中学生になったばかりのグレッグ・ヘフリーは、ママに買ってもらったノートに、毎日のできごとを書きとめることにしました。ただし本人いわく、これは「日記」じゃなくて、れっきとした「記録」なのだそう。
グレッグのねらいは、学校で人気者になること。ところが体は小さいし、兄のロドリックには意地悪され、弟のマニーはママにあまやかされ放題。親友のロウリーはどこか子どもっぽくて、いっしょにいると調子がくるいます。手描きのマンガといっしょにつづられる、かっこ悪くてにくめない1年がはじまります。
こんな子におすすめ
学校で目立ちたいのに、なぜか空回りしてしまう小学校中学年〜中学生に。主人公はいい子であるべき、という物語に少し飽きている子なら、ずるくて調子のいいグレッグに思わず笑ってしまうはず。マンガは読むけれど文字だけの本は苦手、という子が「1冊読みきった」を味わう最初の厚い本にもぴったりです。
読みどころ
- 罫線のノートに手書きした体裁で、ページごとにグレッグの描いたマンガが入ります。文章と絵が交互に来るので、220ページあっても息切れせずに読み進められます。
- グレッグはいつも自分に都合よく書くので、読んでいる側が先に「それはグレッグが悪いよ」と気づく場面がたくさん。語り手をうたがいながら読むおもしろさを、笑いのなかで味わえます。
- けんかしたり、ぬけがけしたりしながらも、最後にはグレッグなりのやり方でロウリーをかばう結末。かっこよくはないけれど、友だちってこういうものかもと思わせてくれます。
ここから先は物語の結末に触れています。読み終わった人や、読み聞かせの前に内容を確かめたい保護者の方向けです。
人気者をめざすグレッグの作戦は、どれもうまくいきません。校庭には、ずっと前から落ちたままのカビだらけのチーズがあり、それにさわった子はみんなからばい菌あつかいされるといううわさがあります。
ハロウィンのお化け屋敷づくり、大きな雪だるまの計画、学校新聞のマンガ募集と、グレッグは次々にいどみますが空回りばかり。マンガに選ばれたのはロウリーの作品で、グレッグはおもしろくありません。安全係になったグレッグは、幼稚園の子たちをミミズで追いかけまわしてこわがらせ、そのせいでロウリーがしかられても知らんぷり。これがきっかけで、ふたりは大げんかになります。
学年の終わりごろ、ロウリーは年上の少年たちにつかまり、あのカビだらけのチーズを無理やり食べさせられてしまいます。チーズが消えたことで学校中が大さわぎになったとき、グレッグは「自分が捨てた」とうそをついてロウリーをかばい、ばい菌あつかいを自分が引き受けます。こうしてふたりは仲直りしますが、グレッグがいい子に生まれかわるわけではなく、相変わらずのグレッグのままです。
読んだあとに話したいこと
- グレッグとロウリー、友だちになるならどっち? どうして?
- グレッグが「日記じゃなくて記録だ」とこだわるのはなぜだと思う?
- 最後にグレッグがうそをついたのは、よかったと思う?
おうちの方へ
全ページに棒人間のマンガが入り、1つの話が数ページで終わるので、厚さのわりに本が苦手な子でもすいすい読めます。主人公はずるく、見栄っぱりで、友だちに罪をなすりつけることもありますが、それが笑いどころ。原書(英語版)と読みくらべるのもおすすめです。シリーズは続巻多数。
次に読むなら
続きの『ボクの日記があぶない!』では、兄ロドリックに弱みをにぎられたグレッグの攻防が描かれます。英語に興味が出てきたら、原書 Diary of a Wimpy Kid と同じ場面を見くらべると、訳し方のちがいも楽しめます。絵が多く笑える本の流れなら『キャプテン・アンダーパンツ』のシリーズも同じくらいの気軽さです。
読んだ人の感想
読みこみ中…
この本が好きなら
あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。




