日本語のシリーズ
グレッグのダメ日記
Diary of a Wimpy Kid(日本語版)
既刊20巻(2026年10月時点)(刊行中) ハンディ版や、英語版がついたバイリンガル版など、同じ巻の別の版は数に入れていません
作:ジェフ・キニー
文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/17
「グレッグのダメ日記」は、アメリカの漫画家・作家ジェフ・キニーによる Diary of a Wimpy Kid の日本語版です。中井はるのの翻訳でポプラ社から2008年に第1巻が出て、英語版とほぼ同じペースで新しい巻が出つづけ、2025年までに20巻になりました。英語版と同じ巻順で出ているので、どの巻が英語版の何巻にあたるかもすぐにわかります。
主人公は、人気者になりたいのにいつも空回りしてしまう中学生のグレッグです。親友のロウリー、意地悪な兄のロドリック、甘やかされている弟のマニー、そして両親。家でも学校でも、グレッグの思いつきはたいてい裏目に出ます。その毎日を、グレッグ自身が書いた日記の形でつづっていくのがこのシリーズです。
ページのほとんどに、グレッグが描いたという設定の、手書き風のマンガのような絵が入っています。文章は日付ごとの短い日記なので、どこで区切っても読みやすく、長い本が苦手な子でも最後まで読みとおしやすいつくりです。主人公は決して「いい子」ではなく、ずるいことも考えれば失敗もします。その正直さとちょっと情けない姿に、読む子は笑いながら共感します。
1巻ごとにひとつの季節や出来事を中心にした話になっていて、物語のつながりはゆるやかです。英語版も読みやすい英語で書かれているので、日本語版で好きになった巻を原書で読みかえす子も多いシリーズです。当サイトでは日本語版・英語版ともに全20巻を紹介していて、同じ巻の日本語版と英語版はボタンひとつで行き来できます。
読む順番のコツ
どの巻もひとつの話として完結しているので、気になった巻から読んでもかまいません。ただ、登場人物の関係や前の巻での出来事が少しずつ出てくるので、はじめての子には1巻から順番に読むのがおすすめです。英語版と巻の順番が同じなので、日本語版で読んだ巻を英語版で読みかえすと、英語の多読の入り口にもなります。
こんな子に
小学校中学年〜中学生向け。ひとり読みは小3〜4年生くらいから。マンガが好きな子、長い本が苦手な子、学校や家族のあるあるで笑いたい子に。
読む順番
日本語版の刊行順。2025年までに出た全20巻で、英語版と同じ巻順です。
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当サイトで紹介している巻は、タイトルからあらすじ・対象の目安のページに移れます。ほかの巻も紹介してほしいときは本のリクエストへ。
読み終えたら、次の1冊
- Diary of a Wimpy Kid(英語版)(シリーズ)
日本語で何度も笑った巻を、今度は英語の原書で。内容を知っているので、日記の短い英文と絵を手がかりに読み進められます。英語を習っている高学年〜中学生が「英語の本を1冊読みきった」という自信をつけるのにぴったりです。
- ズッコケ三人組(シリーズ)
学校や友だちのあるあるで笑えるところが好きだった子に。ちょっとずれた小学6年生3人が事件にとびこみ、最後はずっこけます。絵は少なくなり、1冊200ページほどの文章を読む形になるので、マンガ風の本から読みものへ進む一歩に。
- ぼくらの七日間戦争(シリーズ)
大人にふり回されるグレッグにつっこみながら読んでいた子に。中学1年生の仲間が廃工場に立てこもり、いたずらとしかけで大人たちと渡り合います。1冊380ページほどの長編ですが、テンポがよく、高学年〜中学生で一気に読めます。
よくある質問
- Q. 何年生から読めますか?
- 1冊は220ページほどありますが、ほぼすべてのページにマンガ風の絵が入っていて、日記の1日分も短いので、見た目よりずっと読みやすい本です。ひとり読みは小学3・4年生からが目安です。主人公のグレッグは中学生なので、高学年や中学生が読んでも子どもっぽく感じにくく、本をあまり読まない子の1冊目にもよく選ばれます。
- Q. どの巻から読めばいいですか?
- 1巻ごとに話が完結しているので、気になった巻からでも楽しめます。ただ、兄のロドリックとの関係や、親友ロウリーとのいきさつなど、前の巻の出来事が少しずつ出てくるので、はじめてなら1巻の『グレッグのダメ日記』からがおすすめです。季節の出来事が中心の巻も多いので、夏休みには『あ〜あ、どうしてこうなるの!?』のように、時期に合わせて選ぶのも楽しめます。
- Q. 全部で何巻ありますか?新刊はいつ出ますか?
- 2026年10月の時点で、日本語版は2025年11月に出た『めちゃくちゃパーティー』までの20巻です。シリーズは完結しておらず、ここ数年は英語版の新刊が出る秋に、日本語版もほぼ同じ時期に1冊ずつ出ています。英語版と巻の順番が同じなので、日本語版の何巻が英語版のどれにあたるかもすぐにわかります。
- Q. ずるい主人公の話を読ませて大丈夫ですか?
- グレッグはずるをしたり、親友を都合よく使ったりしますが、そのたくらみはたいてい自分にはね返ってきて、笑える失敗で終わります。説教くさくないので、子どもは「グレッグ、それはダメでしょ」と自分でつっこみながら読みます。親子で「自分ならどうする?」と話すと、むしろ考えるきっかけになる本です。
- Q. 英語版と一緒に読めますか?
- 読めます。英語版 Diary of a Wimpy Kid は1冊2万語前後で、短い日記の文と絵が中心なので、英語を2〜3年学んだ小学校高学年〜中学生の多読に向いています。日本語版で話の流れを知ってから同じ巻を英語で読むと、わからない単語があっても絵と記憶で読み進められ、最後まで読みきる自信がつきます。