- 対象の目安
- 小3〜中学
- ボリューム 推定
- 約55,000字長編
- ページ数
- 221ページ
- 出版社
- ポプラ社2016年11月
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/10
どんなお話?(ネタバレなし)
グレッグはこのごろ、自分の人生はじつはテレビ番組で、まわりの人はみんな役者なんじゃないかと考えています。
いっぽうママは、ゲームばかりしていると頭がだめになると心配で、グレッグに「自分の中にねむっている才能を見つけなさい」とせまります。本を買うようにとわたされたお金でおもちゃを買ってしまったり、楽器をはじめたりと、グレッグはママの期待にふりまわされっぱなし。
そこへハロウィンが近づいてきて、ある日グレッグはグミのミミズを見つけ、とんでもない思いつきをします。映画をつくって、有名になれるかも……?
こんな子におすすめ
「ゲームばかりしてないで」と言われがちな子や、動画や映画をつくってみたい子に。ママの「才能を見つけなさい」という期待と、楽をしたいグレッグの本音がぶつかるので、習いごとや楽器を始めてはすぐあきてしまった経験のある子なら、思わずにやりとするはずです。
読みどころ
- 自分の毎日はテレビ番組で、家族はみんな役者なのでは、と本気で考えるグレッグの妄想から始まります。グレッグらしい、ひねくれた想像力が楽しめる出だしです。
- パーティーに行きたい一心でバンドに入り、高いホルンを買ってもらったのにすぐあきてしまう流れ。動機がよこしまなほど失敗するグレッグの定番の笑いです。
- グミのミミズから始まる映画づくりは、ブタ、ガン、魔女のかざりと次々に事件が重なり、最後はロウリーだけが有名になるというオチ。グレッグのくやしがり方が見どころです。
ここから先は物語の結末に触れています。読み終わった人や、読み聞かせの前に内容を確かめたい保護者の方向けです。
学校のブックフェアで、ママにもらったお金で本ではなくおもちゃばかり買ったグレッグは、ママをがっかりさせます。風船に手紙をつけて飛ばし、いちばん遠くまで届いた子がお菓子をもらえる学校のコンテストでは、グレッグの風船がとなり町の男の子の家に落ちます。ママはその子をお手本にさせようと遊ぶ約束をしますが、その家はゲームもテレビも無く、ブロックで遊ぶだけ。おまけに、腕にくっついていた小さなブロックのせいで、どろぼうあつかいされてしまいます。やっと手に入れた賞品のお菓子は、ペットのブタに食べられ、ブタは車の中でもどしてしまいます。
クラスの女の子のハロウィンパーティーにさそわれたくて、グレッグは学校のバンドに入り、ホルンを買ってもらいます。ところが招かれるのは木管楽器の子だけ。グレッグはフルートのロウリーと「頭がふたつある怪物」の仮装をして、なんとか会場にもぐりこみます。そのあとホルンにはすっかりあきますが、パパに言われて演奏会には出ることに。けれど本番前、ロウリーといっしょに音楽室に閉じこめられ、ふざけてさぼったと思ったパパに外出禁止にされます。
そんなとき、グミのミミズを見つけたグレッグは、ロウリーとミミズのホラー映画をとろうと思いつきます。ところが撮影中、ブタがグミを食べてしまい、庭にはガンの群れ。おどかそうと地下室にオオカミのお面を取りに行くと、ハロウィンの魔女のかざりが鳴りだし、たなが倒れてきます。おどろいたロウリーはタオル一枚で家を飛び出し、その姿がたまたまテレビのニュースに映ります。グレッグは散らかった地下室の片づけをさせられ、そのうえ撮影でマニーの「はじめて歩いた日」のビデオを上書きしていたことまでばれて大目玉。いっぽうロウリーはテレビに引っぱりだこになり、有名になりたかったグレッグはくやしい思いをするのでした。
読んだあとに話したいこと
- ママはどうしてグレッグに新しい才能を見つけてほしかったんだと思う?
- 楽器や習いごとを、なにかの「ついで」で始めたことはある?
- ロウリーだけ有名になったとき、グレッグはどんな気持ちだったかな?
おうちの方へ
シリーズ第11巻。ハロウィンの季節の話で、ホラー本や地下室のさわぎなど少しこわがらせる場面もありますが、どれも笑いで終わります。映画づくりの話は後半から始まり、前半は学校やママとのエピソードが続く構成です。1冊ごとに話は完結しているので、この巻から読んでもだいじょうぶ。原書は Double Down。
次に読むなら
前の巻『やっぱり、むいてないよ』に続く1冊で、ペットのブタもひきつづき登場します。次の巻『にげだしたいよ!』では、一家がクリスマスに南の島のリゾートへ出かけます。学校を舞台にした子どもたちのいたずらが好きなら『ぼくらの天使ゲーム』も楽しめます。英語に興味が出てきたら原書 Double Down もどうぞ。
読んだ人の感想
読みこみ中…
この本が好きなら
あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。





