- 対象の目安
- 小3〜中学
- ボリューム 推定
- 約55,000字長編
- ページ数
- 221ページ
- 出版社
- ポプラ社2009年4月
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/10
どんなお話?(ネタバレなし)
新しい年がはじまり、家族はそれぞれ新年の目標を立てますが、だれも長続きしません。
いっぽうパパは、ゲームばかりでちっともたくましくならないグレッグが気になってしかたありません。サッカーをやらせたり、男らしいことに挑戦させたりと、あの手この手で息子をきたえようとします。
もちろんグレッグは、のらりくらりとかわすばかり。ところがパパが「このままなら、きびしい学校に入れる」と言いだして……。グレッグとパパの、すれちがいの半年がはじまります。
こんな子におすすめ
親に「もっとしっかりしなさい」「スポーツをやってみたら」と言われて、ちょっとうんざりしている子に。パパは息子をきたえたい、息子はほっといてほしい、という親子のすれちがいが笑いになっているので、親子で読むと「うちもそう」と話がはずみそうです。好きな子の前でかっこつけたい年ごろの子にも。
読みどころ
- パパの「きたえ直し作戦」と、それをなんとかかわそうとするグレッグの攻防。サッカー、ボーイスカウト、キャンプと、どれも思いどおりにいかないのがおかしい一冊です。
- ホリー・ヒルズへの片思いが、バレンタインのダンスやローラースケート場の場面でえがかれます。かっこつけようとするほど空回りするグレッグに、思わず同情してしまいます。
- 最後は、グレッグのとんでもない失敗が、結果的にパパを助けることになるという逆転劇。親子のあいだにほんの少しだけ通じ合うものが生まれる終わり方です。
ここから先は物語の結末に触れています。読み終わった人や、読み聞かせの前に内容を確かめたい保護者の方向けです。
気になる女の子ホリー・ヒルズに近づこうとしてバレンタインのダンスパーティーで変わり者のフレグリーにじゃまされたりと、グレッグの毎日はさえません。
イースターの教会では、弟マニーが大泣きして家族ごと退場するさわぎになり、パパは上司の前で大はずかし。パパはグレッグをサッカーチームに入れますが、控えのゴールキーパーになったグレッグは試合中に花をつんでいて失点し、チームを負けさせてしまいます。
そんなとき、パパはかつて近所で悪さをしていた少年が、軍隊式の学校に入ってすっかり変わったのを見て感心し、夏休みからグレッグをその学校に入れると決めます。あわてたグレッグは、かわりにボーイスカウトに入りますが、親子キャンプの日に熱を出し、パパだけが参加して大変な目にあいます。やり直しのキャンプはパパとロドリックの3人で行くものの、キャンプ場が水びたしでホテルにとまることになり、ロドリックにパンツ一枚で廊下へしめ出されます。
ホリーとはローラースケート場でようやく話せたのに、フレグリーとまちがえられて、グレッグの恋はあっさり終わります。
パパの決めた学校へ行く前の日、一家は近所の赤ちゃんのお祝いパーティーへ。大人が赤ちゃんを笑わせる芸をしてビデオに撮られるのが恒例で、パパは大の苦手です。マニーが木の上に投げたプレゼントを取ろうとグレッグがよじのぼると、ぶかぶかのズボンがずり落ちて、みんなの前で下着が丸見えに。おかげで芸の出番はうやむやになり、パパは「息子が自分を助けてくれた」と思いこみます。次の朝、パパは学校の話を取りやめ、グレッグは晴れて夏休みをむかえます。
読んだあとに話したいこと
- パパがグレッグをきたえようとしたのは、どうしてだと思う?
- おうちの人に「やってみなさい」と言われて、やってよかったことはある?
- 最後にパパが考えを変えたのは、グレッグのおかげだったと思う?
おうちの方へ
シリーズ第3巻で、今回はパパとグレッグの親子関係が中心です。話は1冊ごとに完結しているので途中からでも読めますが、ホリーやフレグリーなど登場人物が増えるので、1・2巻から読むとより楽しめます。下着やトイレの話など、子どもが笑う下ネタは今回も健在です。原書は The Last Straw。
次に読むなら
前の巻『ボクの日記があぶない!』は兄ロドリックとの攻防、この巻はパパとの関係が中心です。続く『あ〜あ、どうしてこうなるの!?』では、家でゲームをしていたいグレッグの夏休みが描かれます。英語に興味が出てきたら、原書 The Last Straw と読みくらべるのもおすすめです。
読んだ人の感想
読みこみ中…
この本が好きなら
あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。




