- 対象の目安
- 小4〜中学
- ボリューム 推定
- 約55,000字長編
- ページ数
- 221ページ
- 出版社
- ポプラ社2012年11月
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/10
どんなお話?(ネタバレなし)
今回のグレッグの日記は、なんと自分が生まれる前の話から始まります。ママのおなかの中でのんびりしていたのに、予定より早く外に出てきてしまったのが、まちがいのはじまりだった、というのです。
そんなグレッグの家に、お金にこまったパパの弟、ゲイリーおじさんが転がりこんできて、しばらくいっしょに住むことに。学校では生徒会の資金集めのために、バレンタインのダンスパーティーが開かれることになりました。
ダンスに行くなら、いっしょに行く相手が必要です。ところが女の子にさそいをかけるたびに、グレッグは空回りするばかり。さて、バレンタインの夜はどうなるのでしょう。
こんな子におすすめ
クラスで「だれがだれを好き」といううわさが気になりはじめた小学校高学年〜中学生に。好きな子の前でかっこつけたいのに、うまくいかない気持ちがよくわかる子なら、グレッグの空回りぶりに大笑いしながらも、ちょっと胸がちくっとするはずです。親友に先をこされたくやしさも、共感をよびそうです。
読みどころ
- グレッグが「生まれる前の記憶」を語る、ちょっと変わった書き出し。いつもの日記が、赤ちゃん時代の話からユーモラスに始まります。
- ダンスの相手さがしの作戦が、どれもこれも裏目に出る中盤。家に居座るゲイリーおじさんの、たよりにならない恋のアドバイスも笑いどころです。
- ロウリーを利用するつもりが、最後は自分が「おまけ」になってしまう結末。題名の「どんどん、ひどくなる」のとおり、グレッグには災難が重なります。
ここから先は物語の結末に触れています。読み終わった人や、読み聞かせの前に内容を確かめたい保護者の方向けです。
ゲイリーおじさんは仕事についてもすぐやめてしまい、パパのイライラはつのるばかり。学校では生徒会の選挙があり、ロウリーはほかに立候補者のいない係にすんなり当選します。生徒会で決まった資金集めは、バレンタインのダンスパーティーでした。
グレッグは相手をさがして、カードを送ったり、机に手紙を書いたり、ベビーシッター先の女の子に近づこうとしたりしますが、どれもうまくいきません。そこへロウリーが、生徒会の女の子が、いっしょに行くはずだった男の子に約束をことわられたという話を聞いてきます。グレッグは、ロウリーと3人の「グループ」で行こうと話をまとめますが、本当はロウリーをだしにして、自分がその子と仲よくなるつもりでした。
当日、3人はまずファミリーレストランへ。グレッグは食事代をはらうはめになり、お金はすっからかん。会場の体育館は、先に予約していたお年寄りの集まりと半分ずつ使うことになり、雰囲気はだいなしです。しかも、彼女の約束をことわった男の子が、別の女の子を連れてあらわれ、彼女は泣きくずれてしまいます。最後の曲でグレッグは彼女とおどりますが、顔のぶつぶつを見て水ぼうそうだと思いこみ、あわてて身を引いてしまいます。ほんとうは、ただのにきびでした。
結局、彼女をなぐさめたのはロウリーで、ふたりはつきあうことに。グレッグはまさかの「おじゃま虫」です。ゲイリーおじさんはスクラッチくじで大金を当ててやっと家を出ていき、グレッグは本当に水ぼうそうにかかってしまうのでした。
読んだあとに話したいこと
- グレッグがロウリーを「だし」に使おうとしたのは、ずるいと思う?
- 友だちに、自分より先にいいことがあったら、どんな気持ちになる?
- ゲイリーおじさんのアドバイスは、役に立ったと思う?
おうちの方へ
シリーズ第7巻。バレンタインのダンスや「だれをさそうか」といった恋の話題が中心で、高学年に特に受けそうな一冊です。生まれる前の話など、ちょっと大人っぽい笑いもありますが、どぎつい表現はありません。ロウリーに彼女ができる展開は、次の巻へつながります。原書は The Third Wheel。
次に読むなら
前の巻『どうかしてるよ!』は、クリスマス前の大雪の話でした。続く『わけがわからないよ!』では、彼女ができたロウリーとはなれてしまったグレッグが、ひとりで新しい友だちさがしを始めます。学校を舞台にした男の子たちの大さわぎが好きなら『ぼくらの七日間戦争』もおすすめです。英語に興味が出てきたら、原書 The Third Wheel もどうぞ。
読んだ人の感想
読みこみ中…
この本が好きなら

グレッグのダメ日記 どうかしてるよ!
ジェフ・キニー
同じ作者・「家族」「笑える」のお話・同じくらいの長さ

グレッグのダメ日記 わけがわからないよ!
ジェフ・キニー
同じ作者・「友情」「学校」のお話・同じくらいの長さ

ぼくらの七日間戦争
宗田理
「友情」「学校」のお話・同じくらいの長さ

グレッグのダメ日記 いちかばちか、やるしかないね!
ジェフ・キニー
同じ作者・「笑える」「学校」のお話・同じくらいの長さ

Diary of a Wimpy Kid: Cabin Fever
Jeff Kinney
英語の本・「笑える」「家族」のお話・同じくらいの長さ
あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。
