- 対象の目安
- 小3〜中学
- ボリューム 推定
- 約55,000字長編
- ページ数
- 221ページ
- 出版社
- ポプラ社2009年11月
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/10
どんなお話?(ネタバレなし)
待ちに待った夏休み。外は気持ちのいい天気で、近所の子どもたちはみんな遊びに出かけています。それなのにグレッグはどこにいるかというと、カーテンをしめきった部屋で、ひたすらゲーム。自称「インドア派」のグレッグにとって、これこそ理想の夏なのです。
ところがママの考える理想の夏は、外で元気に遊んで、家族みんなでいっしょにすごすこと。読書クラブにプールにと、グレッグを部屋から引っぱり出そうとします。
だらだらしたいグレッグと、家族の思い出をつくりたいママ。さらにヘフリー家には、思いがけない新しい家族もやってきて……。
こんな子におすすめ
夏休みは家でごろごろゲームをしていたい、という子に。外で遊ばせたいおうちの人とのすれちがいは、多くの家庭で思い当たるはず。犬がほしい子、家族旅行や友だちの家へのお泊まりでちょっと気まずい思いをしたことのある子なら、グレッグの「あ〜あ」に深くうなずくでしょう。
読みどころ
- 「インドア派」を自称するグレッグと、家族の思い出をつくりたいママの攻防。読書クラブ、町のプール、家族のおでかけと、ママの作戦がことごとく空回りするのがおかしい一冊です。
- 待望の犬がやってきたのに、ちっともなつかずグレッグを困らせるばかり。ほしかったものが手に入ったのに、思っていたのとちがう、というほろ苦い笑いがあります。
- ママのアルバムの「楽しい夏」と、グレッグの記録の「さんざんな夏」。同じ夏休みでも、見る人によってこんなにちがうのだと気づかせてくれるラストです。
ここから先は物語の結末に触れています。読み終わった人や、読み聞かせの前に内容を確かめたい保護者の方向けです。
夏休みのはじめ、グレッグはロウリーの家が入っているカントリークラブに毎日のように通い、ジュースを好きなだけ注文します。ところがそれは全部ロウリーのお父さんのつけになっていて、あとから高額の請求がとどきます。返すお金をかせごうと、ふたりで芝刈りの仕事をはじめますが、まともに刈れずにすぐ失敗。結局、誕生日にもらったお金はママに取りあげられ、支払いにあてられてしまいます。
その後、おじいちゃんの話から、パパが子どものころにかわいがっていた犬の本当の運命を知ったパパは、ショックのあまり犬を買ってきます。ずっと犬をほしがっていたグレッグですが、その犬はグレッグのまくらによだれをたらし、ベッドを占領し、テレビにほえてばかり。かわいがる気になれません。
8月、グレッグはロウリーの家族のビーチ旅行についていきますが、ゲームもなく早寝早起きの毎日にうんざり。いたずらがすぎて、パパに遠くまで迎えにこさせるはめになります。
さらにロドリックの悪ふざけで「パパがぼくをどこかへやろうとしている」と思いこんだグレッグは、なんと警察に電話。実際は、パパは犬をおばあちゃんにゆずり、グレッグを野球観戦に連れていくつもりだったのです。チケットは警察官にあげることになり、パパとの距離はますます遠のきます。
ママがつくった夏の思い出アルバムは「最高の夏」の写真でいっぱいですが、グレッグの記録とはまるで別物でした。
読んだあとに話したいこと
- きみにとって理想の夏休みは、グレッグとママのどっちに近い?
- グレッグが警察に電話してしまったとき、どうすればよかったと思う?
- 同じできごとでも、人によって思い出がちがうのはどうしてだろう?
おうちの方へ
シリーズ第4巻。1冊のなかで夏休みのはじめから終わりまでが描かれ、学校の場面はほとんど出てきません。グレッグとロウリーの仲がぎくしゃくしはじめるのもこの巻からで、次の巻につながります。原書は Dog Days。夏休みの前後に読むと、主人公との「夏のすごし方」くらべも楽しめます。
次に読むなら
前の巻『もう、がまんできない!』はパパとの半年、この巻は家族とすごす夏休みが舞台です。続く『なんとか、やっていくよ』では、ロウリーとけんか別れしたまま新学期をむかえたグレッグが、大人になることと向き合います。英語に興味が出てきたら原書 Dog Days もどうぞ。
読んだ人の感想
読みこみ中…
この本が好きなら
あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。




