- 対象の目安
- 小4〜中学
- ボリューム 推定
- 約57,000字長編
- ページ数
- 221ページ
- 出版社
- ポプラ社2010年11月
PRこのページの購入ボタンはアフィリエイト広告です。Amazonのアソシエイトとして、ブックリンカーは適格販売により収入を得ています。また、楽天アフィリエイトを利用しています。
文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/10
どんなお話?(ネタバレなし)
新学期がはじまりましたが、グレッグのとなりに親友ロウリーの姿はありません。夏の終わりに大げんかをして、それっきりになっているのです。グレッグは新しい親友をさがしはじめますが、なかなかこれという相手が見つかりません。
しかも学校では、体の成長について学ぶ授業がはじまり、男子と女子のパーティーのうわさも聞こえてきます。家では大人たちが「もう子どもじゃないんだから」と、グレッグにあれこれ責任を持たせようとします。
早く大人になりたいと思っていたけれど、大人になるって、本当にいいことばかりなの? ひとりきりで、グレッグはこの秋を乗りきれるのでしょうか。
こんな子におすすめ
体の成長や「もう子どもじゃないでしょ」という言葉に、ちょっとどぎまぎしはじめた小学校高学年〜中学生に。親友とけんかしてしまって、どうやって仲直りすればいいのかわからない子にも。早く大人になりたい気持ちと、まだ子どもでいたい気持ちのあいだでゆれる、グレッグの本音に共感できるはずです。
読みどころ
- ロウリーのいない学校生活で、グレッグがはじめて親友の大切さに気づいていく流れ。いつもは調子のいいグレッグが、最後に自分から歩みよるのが印象的です。
- 保健の授業、ママのいない家での家事、学校のおとまり会と、「大人になる」ための試練が次々にふりかかります。どれも失敗談として笑えるように描かれています。
- 結婚式でひいおばあちゃんから聞かされる「大切なお話」は、子どもが早く大人になりたがる気持ちを、ちょっと引いて見つめなおすユーモラスな場面です。
ここから先は物語の結末に触れています。読み終わった人や、読み聞かせの前に内容を確かめたい保護者の方向けです。
ロウリーとけんかしたまま新学期をむかえたグレッグは、新しい親友をさがしますが、どの子もいまひとつ。保健の授業では思春期についてのビデオを見せられ、男子はみんなげんなりします。
家では、ママが大学で勉強しなおすことになり、男だけの家事は大混乱。朝は自分で起きなさいと言われて寝不足になり、新しい歯医者では矯正の器具をつけられ、保健の授業では卵を赤ちゃんに見立てて世話をする課題まで出されます。ママがやとったお手伝いさんは、テレビを見て昼寝をするばかりで、ちっとも働きません。
学校の「おとまり会」は、携帯電話やゲーム機を取りあげられて退屈なうえ、夜中に暖房が止まってこごえる始末。連絡がつかずに心配した親たちが夜中にむかえに来ますが、携帯を持っていないグレッグとロウリーだけが取り残されます。
やがてグレッグとロウリーは、上級生の人気者が開く、うわさのパーティーに招かれます。けれどグレッグは、同じ週末におじさんの結婚式があって行けません。式で、楽しみにしていた役ではなく、弟マニーとおそろいの白いタキシードでフラワーボーイの「助手」をさせられたうえ、ひいおばあちゃんから、年をとるのがどんなに大変かという「大切なお話」を聞かされて、グレッグはげんなり。
ところがあとで、パーティーに呼ばれた下級生たちは、ただこき使われただけだったとわかります。ママも家にもどり、グレッグは自分から歩みよってロウリーと仲直り。あせらず少しずつ大人になればいいと思うのでした。
読んだあとに話したいこと
- 早く大人になりたい? それともまだ子どもでいたい?
- けんかした友だちと仲直りするとき、先にあやまるのはむずかしいと思う?
- グレッグがパーティーに行けなかったのは、結果的によかったのかな?
おうちの方へ
シリーズ第5巻。思春期の体の変化やにきび、男女のパーティーといった話題が出てきますが、どれも笑いにくるまれていて、どぎつい表現はありません。高学年が「大人になること」をおもしろく考えるきっかけにちょうどいい一冊です。物語はロウリーとけんか別れした状態から始まります。原書は The Ugly Truth。
次に読むなら
前の巻『あ〜あ、どうしてこうなるの!?』で、ロウリーとの仲がぎくしゃくしはじめる様子が描かれているので、続けて読むのがおすすめです。シリーズはこの先も『どうかしてるよ!』などへ続きます。英語に興味が出てきたら原書 The Ugly Truth もどうぞ。
読んだ人の感想
読みこみ中…
この本が好きなら
あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。




