- 対象の目安
- 小5〜高校
- ボリューム 推定
- 約14,000語読みごたえ
- ページ数
- 256ページ
- 出版社
- HMH Books for Young Readers2014年
PRこのページの購入ボタンはアフィリエイト広告です。Amazonのアソシエイトとして、ブックリンカーは適格販売により収入を得ています。また、楽天アフィリエイトを利用しています。
文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/03
どんなお話?(ネタバレなし)
ジョシュ・ベルは、双子のきょうだいジョーダン(JB)と一緒に、学校のバスケットボールチームで活躍する少年。元プロ選手の父にきたえられたふたりは、コートの上では息ぴったりです。ジョシュはドリブルやシュートだけでなく、言葉でもリズムをきざみます。
ところが、JBに気になる女の子ができたころから、ふたりの関係は少しずつぎくしゃくしはじめます。そして、体の調子が悪いのに病院に行こうとしない父のことも気がかりで……。ラップのような自由詩のかたちで語られる、バスケットボールと家族の物語です。
こんな子におすすめ
バスケットボールが好きな子、そして「英語の本は字がぎっしりで苦手」と感じている子に。スポーツのスピード感と、兄弟げんかのもやもや、家族を思う気持ちが、短い詩の連なりで一気に伝わってきます。ラップや歌詞のリズムが好きな子なら、声に出して読みたくなるはずです。
読みどころ
- 文字が跳ねたり、ページいっぱいに広がったり。試合の場面では詩の形そのものがドリブルやシュートのリズムを表していて、目でも楽しめます。
- 父が息子たちに伝えるバスケットボールの心得が、ところどころに差しはさまれます。コートの話が、いつのまにか生き方の話になっていきます。
- 2015年のニューベリー賞受賞作。詩で書かれた小説がアメリカの児童文学の最高の賞を受けたことでも話題になりました。
ここから先は物語の結末に触れています。読み終わった人や、読み聞かせの前に内容を確かめたい保護者の方向けです。
JBが転校生のアレクシスに夢中になり、ジョシュと過ごす時間はどんどん減っていきます。いらだちをつのらせたジョシュは、JBに向けて力まかせのパスを投げつけ、顔にけがをさせてしまいます。その罰でジョシュは試合に出られなくなり、兄弟の仲は冷えきります。
そのころ父は、ときどき体の不調を見せながらも、医者に行くのをいやがっていました。心配した母は、塩分の多い食事をやめさせようとしますが、父はなかなか言うことを聞きません。ある日、ジョシュとバスケットボールをしていた父は倒れ、病院に運ばれます。
決勝戦の直前、父がふたたび発作を起こしたという知らせが入ります。JBは母とともに病院へ向かい、ジョシュは父の望みどおりコートに立って、勝利を決めるシュートを放ちます。けれど父は、そのまま帰らぬ人となります。
葬式のあと、ジョシュはひとりでフリースローを打ちつづけます。そこへJBがやってきて、ふたりがさわることを許されていなかった父のチャンピオンリングを手わたし、兄弟はふたたび向き合います。父がふたりに残したバスケットボールの教えは、コートの外でも生きていくための指針になっていきます。
読んだあとに話したいこと
- ジョシュがJBにいらだった本当の理由は、何だったと思う?
- お父さんは、どうして病院に行きたがらなかったのだろう?
- バスケットボールの心得のなかで、ふだんの生活にも使えそうなものはあった?
おうちの方へ
全編が自由詩で書かれ、1ページの語数が少ないので、長い英文が苦手な子でもどんどん進めます。語彙は英検準2級〜2級程度ですが、バスケットボール用語や言葉遊び、くだけた口語表現が多く、声に出して読むとリズムの楽しさが増します。父親の病気と死がえがかれます。
次に読むなら
同じ作者の Rebound は、ジョシュたちの父チャックの少年時代をえがく前日譚です。親友との友情と別れをえがく物語なら、Freak the Mighty や Bridge to Terabithia(『テラビシアにかける橋』)も心に残ります。
読んだ人の感想
読みこみ中…
この本が好きなら

Freak the Mighty
Rodman Philbrick
「成長」「泣ける」のお話・少し長め

Bridge to Terabithia
Katherine Paterson
「泣ける」「成長」のお話・少し長め

Out of My Mind
Sharon M. Draper
「家族」「成長」のお話・少し長め

The Outsiders
S. E. Hinton
「家族」「成長」のお話・少し長め

Walk Two Moons
Sharon Creech
「家族」「成長」のお話・少し長め
あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。
