ブックリンカー
『Walk Two Moons』の表紙
小5〜高校長編English

Walk Two Moons

邦題『めぐりめぐる月』

作:Sharon Creech

対象の目安
小5〜高校
ボリューム 推定
約64,000語長編
ページ数
280ページ
出版社
HarperCollins1994年
この本を記録
数字は、その本を記録した人の数です
無料で登録すると、読んだ本を本棚に残して、感想も書けます。無料で登録ログイン

PRこのページの購入ボタンはアフィリエイト広告です。Amazonのアソシエイトとして、ブックリンカーは適格販売により収入を得ています。また、楽天アフィリエイトを利用しています。

X でシェア

文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/03

どんなお話?(ネタバレなし)

13歳のサラマンカ・ツリー・ヒドル(サル)は、ケンタッキーの農場から、父と一緒にオハイオの町に引っ越してきたばかり。ある日、何も言わずに家を出ていった母に会うため、祖父母の車でアイダホ州まで旅をすることになります。母の誕生日までにたどり着きたいと、サルは祈るような気持ちでいます。

長いドライブのあいだ、サルは祖父母に、引っ越し先で出会った友だちフィービーの話を語りはじめます。フィービーの母親もまた、突然いなくなってしまったのです。玄関に置かれるなぞのメッセージ、正体のわからない若い男……。ふたつの物語が重なり合いながら、サルの旅は続きます。

こんな子におすすめ

友だちの話をしているうちに、いつのまにか自分の本当の気持ちに気づいてしまう。そんな経験がある子に。親との別れという重いテーマを、ユーモアたっぷりの祖父母とのドライブ旅行が包みこんでいます。少しずつ明らかになる真実を、じっくり味わえる中学生におすすめです。

読みどころ

  • サルが語るフィービーのなぞのメッセージ事件は、ちょっとしたミステリー。こっけいなフィービーの話が、じつはサル自身の物語を映す鏡になっています。
  • 型破りな祖父母とのドライブは、けんかあり笑いありの珍道中。ふたりの仲のよいかけ合いが、重くなりがちな物語に温かさを与えています。
  • サルの語りには、最初から言えないことが少しずつにじんでいます。読み終えてから最初のページにもどると、まったくちがう景色が見えてきます。

読んだあとに話したいこと

  1. フィービーの話は、サルの気持ちとどんなところが似ていたと思う?
  2. サルはなぜ、母のことを最後まで口にできなかったのだろう?
  3. だれかのことを決めつける前に、その人の立場になって考えたことはある?

おうちの方へ

語彙は英検2級程度。サルの旅と、サルが語るフィービーの物語、過去の回想が入れ子になっているので、いつの話かを意識しながら読むとわかりやすくなります。母親の死、死産、祖母の死がえがかれ、涙なしには読めない場面も。1995年ニューベリー賞受賞作です。

次に読むなら

同じ作者の Absolutely Normal Chaos は、サルの友だちメアリー・ルーが主人公の、もっと軽やかな日記形式の物語です。大切な人を失う悲しみをえがく Bridge to Terabithia(『テラビシアにかける橋』)、なぞ解きの楽しさを味わうなら The Westing Game もどうぞ。

読んだ人の感想

読みこみ中…

感想を書くにはログインが必要です(13歳未満のお子さまは、おうちの方のアカウントで)。

この本が好きなら

あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。