- 対象の目安
- 小6〜高校
- ボリューム 推定
- 約187,000語長編
- ページ数
- 398ページ
- 出版社
- Mariner Books1954年
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/09/30
どんなお話?(ネタバレなし)
ホビット庄の袋小路屋敷で、ビルボ・バギンズが盛大な誕生日パーティーを開きます。そのあと、年若い親戚のフロドに残されたのは、かつてビルボが冒険の旅で手に入れた、ふしぎな金の指輪でした。
やがて魔法使いガンダルフは、その指輪が、世界を闇で覆おうとする冥王サウロンの「一つの指輪」だと明かします。黒い乗り手たちが指輪を探して迫るなか、フロドは庭師のサムたちとともに、住みなれた故郷を旅立ちます。小さなホビットの肩にかかった、世界の運命をかけた旅の始まりです。
こんな子におすすめ
The Hobbit を読んで、中つ国の世界にもっと深く入りこみたくなった子に。地図をながめたり、架空の言葉や歴史を想像したりするのが好きな子にはたまらない一冊です。ゆっくりした旅の描写をじっくり味わえる、長い物語に慣れた読書好きの中高生に向いています。
読みどころ
- ホビット庄ののどかな暮らしから、黒の乗り手が迫るぞくっとする旅へ。前半の、少しずつ不安が広がっていく書き方が見事です。
- エルロンドの会議では、世界の歴史や指輪の由来が語られ、The Hobbit の出来事がまったくちがう意味を持ちはじめます。
- モリアの暗闇の場面は、シリーズでも屈指の緊張感。種族も考え方もちがう9人が、ひとつの仲間になっていく過程も読みどころです。
ここから先は物語の結末に触れています。読み終わった人や、読み聞かせの前に内容を確かめたい保護者の方向けです。
フロドはサム、メリー、ピピンとホビット庄を出て、古森でトム・ボンバディルに助けられ、塚山丘陵の塚人の手からも逃れます。ブリー村の宿で、馳夫と呼ばれる野伏のアラゴルンと出会い、道案内を頼みます。風見が丘で黒の乗り手に襲われ、フロドは呪いの刃で深い傷を負いますが、エルフのグロールフィンデルの助けで川を渡り、裂け谷にたどり着きます。
裂け谷ではビルボと再会し、エルロンドの会議で、指輪は滅びの山の火に投げこんで壊すしかないと決まります。フロドはみずから指輪を運ぶと申し出て、ホビット4人、ガンダルフ、アラゴルン、ゴンドールのボロミア、エルフのレゴラス、ドワーフのギムリの9人の「旅の仲間」が結成されます。
雪の山越えに失敗した一行は、地下の大坑道モリアを抜けますが、古代の悪鬼バルログに追われ、ガンダルフは橋の上で仲間を守り、バルログとともに奈落へ落ちていきます。悲しみのなか、一行はエルフの森ロスロリエンで女王ガラドリエルに迎えられ、贈り物を受けとります。
大河を舟で下ったあと、ボロミアは指輪の誘惑に負け、フロドから奪おうとします。指輪の力が仲間を壊すことを恐れたフロドは、ひとりでモルドールへ向かう決心をしますが、それに気づいたサムがあとを追い、ふたりは東へ旅立ちます。
読んだあとに話したいこと
- フロドはなぜ、自分から指輪を運ぶと言ったんだと思う?
- もし自分が指輪を持ったら、その力を使いたくなると思う?
- サムにとって、フロドはどんな存在なんだろう?
おうちの方へ
約19万語。The Hobbit の続きにあたる物語ですが、より長く重く、古風な英語と長い風景描写、歌や詩が多いので、英語の本を読みなれた子向け。The Hobbit を先に読むと指輪やビルボの話がわかりやすいですが、単独でも読めます。こわさは中程度。邦訳は評論社(瀬田貞二・田中明子訳)。
次に読むなら
The Hobbit(『ホビットの冒険』)の60年後から始まる、The Lord of the Rings 3部作の第1部です。続きは The Two Towers(『二つの塔』)、The Return of the King(『王の帰還』)。ファンタジーの別の名作では、The Chronicles of Narnia(『ナルニア国物語』)も。
読んだ人の感想
読みこみ中…
この本が好きなら

The Hobbit
J. R. R. Tolkien
同じ作者・「冒険」「ファンタジー」のお話・同じくらいの長さ

The Lion, the Witch and the Wardrobe
C. S. Lewis
「ファンタジー」「冒険」のお話・同じくらいの長さ

The Land of Stories: A Grimm Warning
Chris Colfer
「ファンタジー」「冒険」のお話・同じくらいの長さ

The Land of Stories: An Author's Odyssey
Chris Colfer
「ファンタジー」「冒険」のお話・同じくらいの長さ

The Land of Stories: Beyond the Kingdoms
Chris Colfer
「ファンタジー」「冒険」のお話・同じくらいの長さ
あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。
