ブックリンカー
『The Hobbit』の表紙
小4〜高校長編English

The Hobbit

邦題『ホビットの冒険』

作:J. R. R. Tolkien

対象の目安
小4〜高校
ボリューム 推定
約95,000語長編
ページ数
320ページ
出版社
Houghton Mifflin1937年
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/09/30

どんなお話?(ネタバレなし)

ホビットは、人間の半分ほどの背たけで、足にふさふさの毛が生え、おいしい食事と静かな暮らしを愛する小さな種族。ビルボ・バギンズも、冒険なんてまっぴらという、ごくふつうのホビットでした。

ところがある日、魔法使いのガンダルフと13人のドワーフたちが、ビルボの家に押しかけてきます。ドワーフのトーリンは、竜のスマウグにうばわれた、はなれ山の宝を取りもどしたいというのです。ビルボは宝を盗み出す役目として、むりやり旅の仲間にされてしまいます。トロル、ゴブリン、巨大なクモ……。のんびり屋のホビットの、行って帰ってくるまでの大冒険が始まります。

こんな子におすすめ

剣と魔法の冒険が好きで、そろそろ本格的なファンタジーの古典に手をのばしたい子に。主人公は強い戦士ではなく、家とごはんが大好きな小さなホビット。「自分は勇敢なタイプじゃない」と思っている子ほど、ビルボが少しずつ変わっていく姿に励まされるはずです。

読みどころ

  • 暗い洞くつでのゴクリとのなぞなぞ勝負は、物語屈指の名場面。答えを考えながら読むと、ビルボと一緒に手に汗をにぎれます。
  • 語り手がときどき読者に直接話しかけてくる、昔話を聞いているような語り口。長い旅の物語でも、どこか温かくユーモアがあります。
  • 竜スマウグとビルボの対面は、力ではなく言葉と知恵のかけひき。宝をめぐって人が変わってしまう後半は、大人が読んでも考えさせられます。

読んだあとに話したいこと

  1. ビルボがいちばん勇気を出したのは、どの場面だったと思う?
  2. トーリンは、どうして宝にあんなにこだわったのだろう?
  3. アーケン石をわたしたビルボの行動は、裏切り? それとも正しいこと?

おうちの方へ

語り手が読者に話しかける昔話ふうの文体ですが、1930年代のイギリス英語で描写が長く、歌や詩も多いので、英検2級〜準1級程度の力があると楽しめます。戦いや死の場面はありますが、こわさはひかえめ。日本語版は岩波書店『ホビットの冒険』(瀬田貞二訳)で、この後の物語が『指輪物語』です。

次に読むなら

ビルボの指輪のその後は『指輪物語』(The Lord of the Rings)へ。ぐっと長く重厚になるので、中学生以上の目標に。同じ異世界ファンタジーの古典なら、もっと短く読みやすい The Lion, the Witch and the Wardrobe(『ライオンと魔女』)もおすすめです。作者のC・S・ルイスはトールキンの友人でした。

読んだ人の感想

読みこみ中…

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この本が好きなら

あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。