ブックリンカー
『The Lion, the Witch and the Wardrobe』の表紙
小3〜小6長編English

The Lion, the Witch and the Wardrobe

邦題『ライオンと魔女』

シリーズ:The Chronicles of Narnia(読む順番を見る)

作:C. S. Lewis絵:Pauline Baynes

対象の目安
小3〜小6
ボリューム 推定
約38,000語長編
ページ数
189ページ
出版社
HarperTrophy1950年
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/09/30

どんなお話?(ネタバレなし)

戦争中、空襲をさけてロンドンから田舎の古い屋敷に預けられた、ピーター、スーザン、エドマンド、ルーシーの4人きょうだい。雨の日のかくれんぼで、末っ子のルーシーが大きな洋服だんすに入りこむと、毛皮のコートの奥は雪のつもった森につながっていました。

そこは、白い魔女の魔法で「いつも冬なのにクリスマスが来ない」ふしぎな国ナルニア。はじめは誰もルーシーの話を信じませんが、やがてきょうだい全員が、この国の運命にまきこまれていきます。

こんな子におすすめ

押し入れやクローゼットの奥がどこか別の場所につながっていたら……と空想したことのある子に。きょうだいげんかの多い家庭なら、エドマンドの意地悪やその後の変化が、ほかのどの登場人物よりも身近に感じられるかもしれません。長編ファンタジーの入り口として、小学校中学年からの読み聞かせにも向いています。

読みどころ

  • 物語は古い屋敷でのかくれんぼから始まり、洋服だんすの毛皮のコートをかきわけると、足もとが雪にかわります。日常から異世界へ移る瞬間の描き方が、とても手ざわり豊かです。
  • 雪の森にぽつんと立つ一本の街灯が、ナルニアの入り口の目じるしになっています。物語のなかで何度も出てくる印象的な風景なので、覚えておくと読み進めるのが楽しくなります。
  • エドマンドが魔女のお菓子につられていく心の動きは、欲や嫉妬がどんなふうに人を動かすのかを、子どもにもわかる形で見せてくれます。
  • 語り手がときどき読者に直接話しかけ、「あなたにも覚えがあるでしょう」とでも言うように注釈をはさみます。この語り口が、長い物語を耳で聞く子の集中を助けてくれます。

読んだあとに話したいこと

  1. はじめルーシーの話をだれも信じなかったのはなぜだと思う? 信じてもらえなかったことはある?
  2. エドマンドは、どうして魔女の言うことを聞いてしまったのかな。
  3. きみの家の中で、ナルニアのような別の世界につながっていそうな場所はどこ?

おうちの方へ

イギリス英語のやや古風な言い回しがあり、英検2級〜準1級程度の語彙が目安。語り手が読者に話しかける文体なので、読み聞かせにも向きます。日本語版は岩波書店『ナルニア国ものがたり』の1巻目ですが、この米国版は作中の年代順で2巻目と表記されています。アスランが殺される場面は悲しく、こわく感じる子もいます。

次に読むなら

ナルニア国ものがたりは全7巻。この米国版の巻順は作中の年代順ですが、はじめてなら刊行順にこの本からつぎの『カスピアン王子のつのぶえ』へ進むのがわかりやすいでしょう。現代の子どもが魔法の世界へ入っていく長編なら Harry Potter and the Sorcerer's Stone、ギリシャ神話を下じきにした The Lightning Thief がステップアップ先に。家族を探して別の星を旅する A Wrinkle in Time とは、善と悪の描き方を読みくらべられます。

読んだ人の感想

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あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。