- 対象の目安
- 中学〜高校
- ボリューム 推定
- 約100,000語長編
- ページ数
- 391ページ
- 出版社
- Scholastic2009年
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/09/30
どんなお話?(ネタバレなし)
ハンガー・ゲームから生還したカットニスは、第12地区に帰り、家族と暮らしています。けれど心は晴れません。ゲームでの行動は、キャピトルへの反抗と受けとめられていたのです。
優勝者として各地区をまわる「凱旋ツアー」を前に、スノー大統領みずからがカットニスを訪れ、ある警告を残していきます。ピータとの関係、幼なじみのゲイルへの思い、そして地区のあちこちでくすぶりはじめた不満の火。カットニスは、自分の行動が国じゅうを揺るがしはじめていることを知ります。火はどこまで燃え広がるのでしょうか。
こんな子におすすめ
The Hunger Games を読み終えて、カットニスのその後がどうしても気になる中高生に。1作目のサバイバルに加えて、政治のかけひきや、だれを信じていいのかわからない緊張感が加わります。恋や友情に揺れながら、自分の行動の重さと向き合う主人公に共感できる子に向いています。
読みどころ
- ゲームに勝って終わり、ではありません。勝ったあとの監視と脅しのなかで、カットニスが演技を続けるしかない前半の息苦しさが、この巻ならではの読みどころです。
- 時計の形をしたアリーナの仕掛けは、謎解きのようでもあります。仲間たちがその秘密に気づいていく過程に、はらはらさせられます。
- シナの衣装など、ことばを使わない抵抗が物語の中で大きな意味を持ちます。見せ方がそのまま武器になる世界の怖さとおもしろさがあります。
ここから先は物語の結末に触れています。読み終わった人や、読み聞かせの前に内容を確かめたい保護者の方向けです。
スノー大統領は、ゲームでの反抗が恋のためだったと国民に信じさせろとカットニスを脅します。凱旋ツアーの第11地区で、ピータがルーとスレッシュの家族に賞金の一部を贈ると言うと、群衆は抵抗のしぐさで応え、ひとりの老人が撃たれます。ピータはテレビでカットニスに求婚しますが、スノーは納得しません。第12地区では新しい治安維持部隊の長が支配を強め、ゲイルがむち打たれます。森では、第8地区から逃げてきた女性たちから、滅びたはずの第13地区の噂を聞きます。
25年ごとの記念大会「クォーター・クエル」では、過去の優勝者から出場者を選ぶと発表されます。カットニスと、ヘイミッチの代わりに志願したピータが再びアリーナへ。衣装係シナはウェディングドレスをマネシカケスの姿に変える衣装で抵抗を示し、その直後に連れ去られます。
アリーナは時計のように区切られ、決まった時間ごとに毒の霧や猿の群れなどの仕掛けが襲います。カットニスはフィニック、年老いたマグズ、発明家ビーティーらと手を組み、マグズたちが命を落とすなかで生きのびます。最後に、カットニスはワイヤーを結んだ矢をアリーナを囲む力場に放ち、アリーナは崩壊します。
目覚めるとカットニスはホバークラフトの中。ヘイミッチや新しいゲームメーカーのプルターク、フィニックたちは反乱側で、カットニスを救い出す計画だったのです。しかしピータはキャピトルに捕らえられ、ゲイルから、第12地区が爆撃で失われたと告げられます。
読んだあとに話したいこと
- カットニスは、自分が反乱の象徴になることを望んでいたと思う?
- スノー大統領はなぜ、ひとりの少女をそこまで恐れたんだろう?
- だれを信じていいかわからないとき、あなたなら何を手がかりにする?
おうちの方へ
約10万語。1作目と同じく一人称・現在形で読みやすい英語です。The Hunger Games の続編で、1作目を読んでいないと人物関係や設定がわかりにくいので、順番に読むのがおすすめ。むち打ちや処刑、アリーナでの死など暴力的な場面があります。邦訳はKADOKAWA、映画版もあります。
次に読むなら
The Hunger Games(『ハンガー・ゲーム』)の続編で、3部作の2作目です。単独では読みにくいので1作目から。最終巻 Mockingjay(『マネシカケスの少女』)では、反乱がついに戦争になります。管理社会に疑問をもつ物語が好きなら、静かな語り口の The Giver(『ギヴァー』)も。
読んだ人の感想
読みこみ中…
この本が好きなら

Mockingjay
Suzanne Collins
同じ作者・「冒険」「成長」のお話・同じくらいの長さ

The Hunger Games
Suzanne Collins
同じ作者・「冒険」「成長」のお話・同じくらいの長さ

The Giver
Lois Lowry
「成長」のお話・同じくらいの長さ

The Land of Stories: A Grimm Warning
Chris Colfer
「冒険」「成長」のお話・同じくらいの長さ

The Land of Stories: Worlds Collide
Chris Colfer
「冒険」「友情」のお話・同じくらいの長さ
あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。
