Diary of a Wimpy Kid: The Getaway
邦題『グレッグのダメ日記 にげだしたいよ!』
- 対象の目安
- 小3〜中学
- ボリューム 推定
- 約20,000語長編
- ページ数
- 217ページ
- 出版社
- Amulet Books2017年
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/10
どんなお話?(ネタバレなし)
クリスマスが近いのに、ヘフリー家は飾りつけもプレゼントの準備もまったく進まず、寒さで両親もぴりぴり。そんなとき、テレビに南の島のリゾートのコマーシャルが流れます。そこは、お父さんとお母さんが新婚旅行で行った思い出の場所でした。
その夜、家族は決めます。今年はクリスマスのかわりに、みんなでリゾートへ行こう! でも、グレッグは飛行機に乗るのがはじめてで、心配ごとだらけ。空港は大混雑、機内では知らない家族の赤ちゃんにはさまれて……。
楽園のはずの島で、ヘフリー家を待っていたのは何だったのでしょうか。
こんな子におすすめ
家族旅行に出かける前の子や、はじめて飛行機に乗るのがちょっぴり不安な子に。旅行は楽しいはずなのに、なぜかけんかやトラブルばかり、という経験がある家族なら、ヘフリー家の空回りに思わず笑ってしまうはず。学校の話より、家族のドタバタが好きな子にもおすすめです。
読みどころ
- 空港の保安検査、機内の安全ビデオ、リクライニングできない座席。はじめての飛行機でグレッグがかかえる心配が、次々と最悪の想像として描かれます。
- 完ぺきな家族写真をとりたいお母さん、旅なれたところを見せたいお父さん、恋に夢中のロドリック、海の生きものを集めるマニー。家族それぞれの思いが、楽園のリゾートでことごとく裏目に出ます。
- 物語の多くは家族といっしょの場面で、学校の悪ふざけは控えめ。そのかわり、家族の「にげだし」が何度もくり返されるおかしさが、題名どおりのクライマックスにつながります。
ここから先は物語の結末に触れています。読み終わった人や、読み聞かせの前に内容を確かめたい保護者の方向けです。
ようやく島に着くと、リゾートは新婚旅行のころとすっかり変わり、両親の思い出の場所は大人専用のエリアになっていました。おまけに空港でよその家族のスーツケースを取りちがえ、自分たちの荷物は家に送り返されてしまいます。
料理は鳥や虫にじゃまされ、お父さんは水道の水を飲んでおなかをこわします。グレッグはスリッパから出てきた大きなクモにおびえ、お母さんがクリスマスカードの写真を撮ろうと乗ったバナナボートはパンクしてしまいます。シュノーケリングでは、毒のあるハコクラゲがこわくてたまらず、海水を飲みこんだグレッグは「タツノオトシゴを飲んだ」と大さわぎ。ロドリックはひどい日焼けに苦しみます。さらにマニーがバケツに入れて持ち帰ったハコクラゲがプールに放たれ、プールは大混乱になります。
最後に、ヘフリー家は取りちがえたスーツケースの服を着てゴルフのクラブハウスに入りますが、持ち主の家族に通報されて、リゾートから追いだされます。それでも両親は、いい思い出で終わりたいと、家族写真を撮るためにこっそりもどります。見つかって逃げまわるうちに、グレッグは大人専用エリアに迷いこみ、仕切りの壁がくずれたさわぎにまぎれて、一家はなんとか脱出します。家に帰ったグレッグがリゾートのホームページを見ると、そこには一家の情報を求める呼びかけがのっていました。
読んだあとに話したいこと
- 旅行に行くとき、心配になることはある? どうしたら安心できるかな?
- お母さんがあんなに家族写真にこだわったのは、どうしてだと思う?
- ヘフリー家の旅行は大失敗だったと思う? それとも、いい思い出になったかな?
おうちの方へ
シリーズ12冊目。1冊ごとに話は完結しているので単独で読めます。日記形式で1つのエピソードが短く、全ページのマンガが英語の理解を助けます。空港や機内、ホテルの言い回しが多く、旅行の英語にふれられる巻です。飛行機事故やサメなどグレッグの心配ごとが絵で出てきますが、どれもコミカル。大人専用のヌーディストビーチに迷いこむ場面がありますが、何も描かれていません。
次に読むなら
前作の Double Down では、ハロウィーンを前に才能さがしと映画づくりが描かれました。続きの The Meltdown では、旅行から帰ったあとの冬、近所じゅうを巻きこむ雪合戦が始まります。日本語版『グレッグのダメ日記 にげだしたいよ!』と読みくらべるのも楽しい。家族のドタバタが好きなら Ramona Quimby, Age 8 も、絵が多く笑える本なら Captain Underpants も。
読んだ人の感想
読みこみ中…
この本が好きなら

Diary of a Wimpy Kid: Double Down
Jeff Kinney
同じ作者・「笑える」「家族」のお話・同じくらいの長さ

Diary of a Wimpy Kid: The Meltdown
Jeff Kinney
同じ作者・「笑える」「冒険」のお話・同じくらいの長さ

Ramona Quimby, Age 8
Beverly Cleary
「家族」「笑える」のお話・同じくらいの長さ

The Adventures of Captain Underpants
Dav Pilkey
「笑える」「冒険」のお話・短めで読みやすい

Diary of a Wimpy Kid: The Deep End
Jeff Kinney
同じ作者・「家族」「笑える」のお話・同じくらいの長さ
あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。
