The Sea of Monsters
邦題『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 魔海の冒険』
- 対象の目安
- 小4〜中学
- ボリューム 推定
- 約70,000語長編
- ページ数
- 320ページ
- 出版社
- Disney-Hyperion2006年
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/09/30
どんなお話?(ネタバレなし)
海の神ポセイドンの息子だとわかってから1年。7年生になったパーシーは、今度こそふつうの学校生活を送ろうとしていました。いちばんの悩みは、いつもあとをついてくる大きな体の転校生タイソンのこと。ところがドッジボールの試合中、相手チームが正体をあらわし、パーシーはまたも怪物に襲われます。
逃げこんだハーフ訓練所も大ピンチ。訓練所を守る魔法の木が毒におかされ、結界が弱まっていたのです。木を救えるのは、伝説の金の羊毛だけ。それがあるのは、怪物だらけの「魔の海」でした。
こんな子におすすめ
『盗まれた雷撃』でパーシーたちが大好きになった子に。今回は船旅と島めぐりの冒険で、次々に神話の怪物が出てくるので、ギリシャ神話を知っている子ほどにやりとできます。きょうだいのことを「はずかしい」と思ってしまったことがある子には、パーシーとタイソンの関係が響くはずです。
読みどころ
- ホメロスの『オデュッセイア』の冒険を、現代のバミューダ海域におきかえた旅。キルケやセイレーンが、意外な今どきの姿で登場します。
- 最初はタイソンをはずかしく思っていたパーシーが、旅を通して弟をどう受けとめていくか。笑いのなかに、家族の物語がしっかりあります。
- ラストで明かされる大きな出来事が、シリーズ全体の流れを変えます。次の巻をすぐ読みたくなる終わり方です。
ここから先は物語の結末に触れています。読み終わった人や、読み聞かせの前に内容を確かめたい保護者の方向けです。
訓練所の師ケイロンは木に毒をもった疑いをかけられて追い出され、かわりにタンタロスがやってきます。パーシーは、親友のサテュロス、グローバーが一つ目巨人ポリュペモスにとらわれている夢を見ます。さらに、タイソンが実はキュクロプスで、父ポセイドンの息子、つまり自分の弟だと知って複雑な気持ちになります。
羊毛を取りにいく探索はアレスの娘クラリスに任されますが、パーシーはアナベス、タイソンとこっそり出発します。途中、訓練所を裏切ったルークの船にとらわれかけ、スキュラとカリュブディスに襲われ、魔女キルケの島ではパーシーがモルモットに変えられてしまいます。セイレーンの歌も乗りこえ、一行はポリュペモスの島にたどりつきます。
グローバーを助け、羊毛を手に入れたパーシーたちは島を脱出。羊毛はクラリスが訓練所へ持ち帰ります。パーシーはルークと戦い、木に毒をもったのはルークだと彼に言わせ、その声を訓練所じゅうに聞かせます。ケイロンは戻り、羊毛で木は元気になります。ところが羊毛の力が強すぎたのか、木の根もとに、木に変えられていたゼウスの娘タレイアが人間の姿で目を覚ますのでした。
読んだあとに話したいこと
- パーシーがタイソンを弟だと知ったとき、どうしてすなおに喜べなかったんだと思う?
- ルールを破ってでも友だちを助けに行くパーシーの決断を、どう思う?
- ルークはなぜ神々を憎むようになったんだと思う?
おうちの方へ
パーシー・ジャクソンシリーズ第2作で、『盗まれた雷撃』(The Lightning Thief)の続き。前作の人物や出来事を前提に話が進むので、1作目から読むのがおすすめです。英語は英検2級前後。パーシーの一人称の軽口が多く、会話中心でテンポよく読めますが、ギリシャ神話の固有名詞がたくさん出てきます。怪物との戦いはありますが、こわさより冒険の楽しさが勝つ作品です。
次に読むなら
The Lightning Thief(『盗まれた雷撃』)の続編で、話がつながっているため単独より1作目からの順読みがおすすめ。続きは The Titan's Curse(『タイタンの呪い』)です。同じく神話や魔法の世界へ現代の子が入っていく物語なら、C・S・ルイスの Prince Caspian、魔法の力をもつ少女の学園ファンタジー Keeper of the Lost Cities もどうぞ。
読んだ人の感想
読みこみ中…
この本が好きなら

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あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。
