Diary of a Wimpy Kid: Big Shot
邦題『グレッグのダメ日記 はじめて、あじわえたよ』
日本語版『グレッグのダメ日記 はじめて、あじわえたよ』のページへ
- 対象の目安
- 小3〜中学
- ボリューム 推定
- 約20,000語長編
- ページ数
- 224ページ
- 出版社
- Amulet Books2021年
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/10
どんなお話?(ネタバレなし)
グレッグは、自分にはスポーツの才能なんてないと思っています。学校の運動会でもさんざんな目にあい、「スポーツからは引退する」と宣言してしまいました。
ところが、お母さんはあきらめません。「もう一回だけチャンスをあげて」と言われ、グレッグはしぶしぶバスケットボールのチームの入団テストを受けることに。テストはめちゃくちゃで、落ちるにちがいないと思っていたのに、なぜか町でいちばん弱いチームに入れてしまいます。
1回でも勝てるのかどうかもあやしいチームで、グレッグのシーズンがはじまります。最後にボールを持つのは、もしかして……?
こんな子におすすめ
運動が苦手で、体育や運動会が少しゆううつな子に。「みんなの足を引っぱったらどうしよう」と心配になったことのある子なら、グレッグの言い訳だらけの毎日に笑いながらも共感できるはず。弱いチームが負け続けるお話なので、勝ち負けより「チームでいること」を考えたい子にも。
読みどころ
- シリーズではじめて、まるごとスポーツがテーマの巻。運動会、入団テスト、練習、試合と、スポーツの「あるある」がグレッグの目でとことん皮肉たっぷりに描かれます。
- スコアボードが2けたしか出せず、103対2の大敗が一瞬「勝っている」ように見える場面など、負けっぷりのおかしさが絵で一目でわかります。
- コーチになったお母さんが大はりきりする後半は、親の熱さと子どもの冷めた気持ちのずれが見どころ。最後のシュートの意外な結末は、シリーズでもめずらしい「グレッグの勝利」です。
ここから先は物語の結末に触れています。読み終わった人や、読み聞かせの前に内容を確かめたい保護者の方向けです。
運動会は先生どうしのかけひきやずるがあって大混乱。グレッグは何の活躍もできず、スポーツからの引退を決めますが、お母さんにおされてバスケットボールの入団テストを受けます。ドリブルもシュートもまるでダメだったのに、なぜか合格の知らせが届きました。じつはパテルさんが、テストの日に来られなかった息子プリートのために、テストで落ちた子ばかりを集めて新しいチームを作ったのでした。
練習は小学校の食堂、体育館は大人のチームに取られ、試合をすれば大差で負けてばかり。エースのプリートは無理なダンクで足首を折ってしまい、ライバルの町スラックスビルとの試合では103対2という大敗を喫します。一度も勝てないままシーズンが終わり、パテルさんもチームを解散します。
そこで名乗りを上げたのがお母さん。自分がコーチになり、チームを「ウィンター・ドッグス」と名づけて、一度も勝ったことのないチームだけが集まる「セカンドチャンス・トーナメント」に出場します。勝つまで帰れない大会で負け続け、ついに残ったのは自分たちと「ファンキー・ダンカーズ」の2チームだけ。最後の試合、足にブーツをつけたプリートが加わりますが、相手チームの選手がけがをして人数が足りなくなってしまいます。お母さんは正々堂々と戦うため、グレッグを相手チームに貸し出しました。
「あなたは私の秘密兵器」と言われたグレッグは、お母さんが自分のへたさを当てにしているのだと気づきます。残り数秒でボールが回ってきたグレッグがやけくそで後ろ向きに投げると、ハーフコートからのシュートがまさかの成功。新しいチームは逆転勝ちし、グレッグは生まれてはじめてヒーロー気分を味わいます。
読んだあとに話したいこと
- お母さんがグレッグにスポーツを続けてほしかったのは、どうしてだと思う?
- 一度も勝てないチームでも、続ける意味はあったのかな?
- グレッグが最後にシュートを決められたのは、運かな、それとも何かほかの理由があるかな?
おうちの方へ
シリーズ16冊目。1冊ごとに話は完結していて、今回は学校とバスケットボールが中心なので、この巻から読みはじめても困りません。日記形式で1つのエピソードが短く、全ページのマンガが英語の理解を助けます。会話中心のやさしい文ですが、ドリブル・リバウンド・フリースローなどバスケットボールの用語が多めに出てきます。
次に読むなら
前作の The Deep End では、家族のキャンピングカー旅行が大雨でたいへんなことに。続きの Diper Överlöde では、兄ロドリックのバンドにグレッグがつき合わされます。バスケットボールのお話をもっと読みたい子には、詩の形で書かれた The Crossover もおすすめ(少し上の学年向け)。笑える学校もの・マンガ多めの本なら Captain Underpants も。日本語版『グレッグのダメ日記 はじめて、あじわえたよ』と読みくらべるのも楽しい。
読んだ人の感想
読みこみ中…
この本が好きなら

Diary of a Wimpy Kid: The Deep End
Jeff Kinney
同じ作者・「家族」「笑える」のお話・同じくらいの長さ

Diary of a Wimpy Kid: Diper Överlöde
Jeff Kinney
同じ作者・「笑える」「家族」のお話・同じくらいの長さ

The Crossover
Kwame Alexander
「スポーツ」「家族」のお話・短めで読みやすい

The Adventures of Captain Underpants
Dav Pilkey
「笑える」「学校」のお話・短めで読みやすい
あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。
