ブックリンカー

英語のシリーズ

Diary of a Wimpy Kid

グレッグのダメ日記

既刊20巻(2026年10月時点)(刊行中) 本編の数。第21巻 Fight or Flight は2026年10月20日に発売予定です。ロウリーが書いたという設定の Diary of an Awesome Friendly Kid などのスピンオフは数えていません。日本語版(ポプラ社)も20巻まで出ています。

作:Jeff Kinney

文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/17

Diary of a Wimpy Kid は、アメリカのジェフ・キニーが書いて絵も描いている、手書き風の絵日記の形をしたシリーズです。主人公は、中学校(ミドルスクール)に通うグレッグ・ヘフリー。人気者になりたいのに空まわりしてばかりで、親友のロウリーを振りまわしたり、兄のロドリックにやりこめられたりする毎日を、本人の言い分たっぷりに書きつづっていきます。2007年に第1巻が出てから、ほぼ毎年1冊ずつ新しい巻が出ています。

英語は、会話中心の短い文と、全ページにあるマンガのような絵が理解を助けてくれるので、英語の本としては読みやすい部類です。1冊は200ページほどありますが、推定の語数は第1巻で2万語弱。日本の子なら英検3級〜準2級程度から挑戦できます。どの巻もほぼ同じ厚さと文体で書かれているので、1冊読めたら次の巻も同じ負担で読めます。ただし学校生活のスラングや言い回しは多く、辞書に載っていない表現も出てきます。

子どもが夢中になるのは、グレッグが決して「いい子」ではないところです。ずるいことを考えて失敗したり、自分に都合よく日記を書いたりする姿に、読む子は笑いながらも思いあたることがあるはず。宿題、家族旅行、学校行事など、身近なできごとばかりなのも入りやすさの理由です。

日本語版は『グレッグのダメ日記』としてポプラ社から出ています。日本語版で笑った場面を英語で読み返すと、同じ冗談が英語ではどう言われているかがわかり、生きた言い回しが自然に身につきます。英語版はオーディオブックもあり、映画やアニメにもなっているので、映像から入るのも一つの方法です。

読む順番のコツ

1冊ごとに話はほぼ完結していて、どの巻からでも楽しめますが、登場人物の関係や小ネタが前の巻から続いていることも多いので、はじめての子には第1巻 Diary of a Wimpy Kid から刊行順がおすすめです。日記の形式なので、1日分ずつ区切って読みやすいのも特徴。気に入ったら、親友ロウリーが書いたという設定のスピンオフもあります。

こんな子に

絵の多い本なら英語でも読めそうな小学校中学年〜中学生に。英語の長い本を1冊読みきる最初の成功体験がほしい子や、学校のあるあるネタで笑いたい子に向いています。

読む順番

英語版の本編の刊行順で、2025年までに出た20巻。日本語版(ポプラ社)も同じ巻順で全20巻が出ています。ほぼ毎年1冊ずつ新しい巻が出ています。

  1. 1
    『Diary of a Wimpy Kid』の表紙
    Diary of a Wimpy Kid

    グレッグの日記がはじまる第1巻。日本語版『グレッグのダメ日記』

    小3〜中学長編English
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  2. 2
    『Diary of a Wimpy Kid: Rodrick Rules』の表紙
    Rodrick Rules

    兄ロドリックとの攻防。日本語版『ボクの日記があぶない!』

    小3〜中学長編English
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  3. 3
    『Diary of a Wimpy Kid: The Last Straw』の表紙
    The Last Straw

    日本語版『もう、がまんできない!』

    小3〜中学長編English
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  4. 4
    『Diary of a Wimpy Kid: Dog Days』の表紙
    Dog Days

    夏休みの巻。日本語版『あ〜あ、どうしてこうなるの!?』

    小3〜中学長編English
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  5. 5
    『Diary of a Wimpy Kid: The Ugly Truth』の表紙
    The Ugly Truth

    日本語版『なんとか、やっていくよ』

    小3〜中学長編English
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  6. 6
    『Diary of a Wimpy Kid: Cabin Fever』の表紙
    Cabin Fever

    冬の巻。日本語版『どうかしてるよ!』

    小3〜中学長編English
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  7. 7
    『Diary of a Wimpy Kid: The Third Wheel』の表紙
    The Third Wheel

    日本語版『どんどん、ひどくなるよ』

    小3〜中学長編English
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  8. 8
    『Diary of a Wimpy Kid: Hard Luck』の表紙
    Hard Luck

    日本語版『わけがわからないよ!』

    小3〜中学長編English
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  9. 9
    『Diary of a Wimpy Kid: The Long Haul』の表紙
    The Long Haul

    家族の車の旅。日本語版『とんでもないよ』

    小3〜中学長編English
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  10. 10
    『Diary of a Wimpy Kid: Old School』の表紙
    Old School

    日本語版『やっぱり、むいてないよ』

    小3〜中学長編English
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  11. 11
    『Diary of a Wimpy Kid: Double Down』の表紙
    Double Down

    日本語版『いちかばちか、やるしかないね!』

    小3〜中学長編English
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  12. 12
    『Diary of a Wimpy Kid: The Getaway』の表紙
    The Getaway

    家族旅行の巻。日本語版『にげだしたいよ!』

    小3〜中学長編English
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  13. 13
    『Diary of a Wimpy Kid: The Meltdown』の表紙
    The Meltdown

    雪の日の巻。日本語版『さすがに、へとへとだよ』

    小3〜中学長編English
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  14. 14
    『Diary of a Wimpy Kid: Wrecking Ball』の表紙
    Wrecking Ball

    日本語版『ぶっこわしちゃえ』

    小3〜中学長編English
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  15. 15
    『Diary of a Wimpy Kid: The Deep End』の表紙
    The Deep End

    日本語版『なんとかなるさ』

    小3〜中学長編English
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  16. 16
    『Diary of a Wimpy Kid: Big Shot』の表紙
    Big Shot

    日本語版『はじめて、あじわえたよ』

    小3〜中学長編English
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  17. 17
    『Diary of a Wimpy Kid: Diper Överlöde』の表紙
    Diper Överlöde

    日本語版『なんだって、やってやる!』

    小3〜中学長編English
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  18. 18
    『Diary of a Wimpy Kid: No Brainer』の表紙
    No Brainer

    日本語版『脳みそが、もういっぱい!』

    小3〜中学長編English
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  19. 19
    『Diary of a Wimpy Kid: Hot Mess』の表紙
    Hot Mess

    日本語版『すごいひみつ』

    小3〜中学長編English
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  20. 20
    Partypooper

    日本語版『めちゃくちゃパーティー』

    小3〜中学長編English
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当サイトで紹介している巻は、タイトルからあらすじ・対象の目安のページに移れます。ほかの巻も紹介してほしいときは本のリクエストへ。

読み終えたら、次の1冊

  • 『Holes』の表紙
    Holes

    ついていない主人公を、くすっと笑いながら応援するのが好きな子に。無実の罪で砂漠のキャンプに送られた少年が、毎日穴を掘るうちに昔の事件のなぞに近づきます。約4万7千語で絵はありませんが、短い章とユーモアのある語りで読み進められます。

  • 『Wonder』の表紙
    Wonder

    中学校の人間関係のあるあるに共感した子に。顔に生まれつきの特徴がある少年オーガストが、はじめて学校に通う1年を、本人や友だち、姉など何人もの語り手がつづります。約7万3千語と長くなりますが、1章が短く、等身大の言葉で書かれています。

  • Percy Jackson and the Olympians(シリーズ)

    グレッグのような、ぼやきの多い一人称の語りが好きな子に。勉強が苦手で問題児あつかいのパーシーが、自分がギリシャ神話の神の子だと知って冒険に出ます。第1巻は約8万7千語と大きなステップアップですが、テンポのよい語りで最後まで引っぱってくれます。

よくある質問

Q. 英語は何級くらいから読めますか?
第1巻は約1万9千語で、200ページほどの全ページに絵が入っています。1文が短く会話が中心なので、英検3級〜準2級程度、英語を3〜4年学んできた小学校高学年なら読み始められます。学校のスラングや言葉遊びはわからなくても飛ばしてかまいません。日記の1日分は数ページなので、1日分ずつ音読するのも続けやすい方法です。
Q. 全部で何巻?最新刊は?
英語版は2025年の Partypooper までで20巻、2026年10月20日に第21巻 Fight or Flight が出る予定で、ほぼ毎年秋に1冊ずつ増えています。どの巻も話はほぼ完結していますが、登場人物の関係や小ネタが前の巻から続くので、はじめてなら第1巻から刊行順に読むのがおすすめです。
Q. 日本語版とどう組み合わせればいいですか?
日本語版『グレッグのダメ日記』(中井はるの訳、ポプラ社)も英語版と同じ巻順で20巻まで出ています。日本語版で笑った巻を英語版で読み返すと、筋を知っているぶん知らない単語を推測しやすくなります。日本語版の題名は英語版と大きく変わるので、巻の対応は上の読む順番の一覧で確かめてください。
Q. グレッグのずるさが子どもに悪い影響を与えませんか?
グレッグは見栄っぱりで、親友のロウリーを利用したり、うそをついたりします。ただ、ずるいことをするとたいてい失敗し、笑いものになるのはグレッグ自身です。読む子は「こうはなりたくない」と思いながら笑っていることが多く、読み終えたら「グレッグのどこがまずかった?」と話してみると、親子の会話のきっかけになります。

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