- 対象の目安
- 小1〜小3
- ボリューム 推定
- 約15,000字読みごたえ
- ページ数
- 124ページ
- 出版社
- 福音館書店1964年
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/03
どんなお話?(ネタバレなし)
どうぶつ島からりゅうを助けだしたエルマーは、りゅうの背中に乗って、いよいよ家へ帰る旅に出ます。空の上から海をこえていく、ふたりだけの旅です。
ところが、空の旅は思ったほど楽ではありません。天気は荒れ、りゅうもくたくた。ふたりはひと休みしようと、見知らぬ島におりたちます。そこは、カナリヤたちが暮らすふしぎな島でした。
島には、長いあいだだれにも解けなかったなぞがありました。エルマーとりゅうは、そのなぞにどう立ち向かうのでしょう。
こんな子におすすめ
『エルマーのぼうけん』を読み終えて「このあと、りゅうはどうなったの?」と気になっている子に。今回は動物たちから逃げる話ではなく、困っている相手を助ける話なので、エルマーのやさしさや知恵がいっそう伝わります。宝さがしやなぞときにわくわくする子にもぴったりです。
読みどころ
- 前作では助けられる側だったりゅうが、今回はエルマーを乗せて空を飛ぶ相棒になります。ふたりの友情がぐっと深まっていく様子が、会話のはしばしから感じられます。
- カナリヤたちの島に広がっているのは、「知りたがり病」というふしぎな病気。知りたくて知りたくてたまらない気持ちは子どもにもおぼえがあるはずで、なぞが解けたときのすっきり感をいっしょに味わえます。
- ルース・クリスマン・ガネットの白黒の挿絵が、1作目に続いて物語をいきいきと支えています。りゅうのしましまの体やカナリヤたちの表情を、絵でじっくり楽しめます。
ここから先は物語の結末に触れています。読み終わった人や、読み聞かせの前に内容を確かめたい保護者の方向けです。
嵐をくぐりぬけて島におりたったエルマーとりゅうは、カナリヤたちと、その王さまカン十一世に出会います。この島のカナリヤたちは、みんな「知りたがり病」にかかって元気をなくしていました。もとはといえば、島にうめられた宝の箱の中身を代々の王さまだけが知りたくてたまらず、その王さまが何を気にしているのかを、こんどは島じゅうのカナリヤが知りたがった、という病気だったのです。
思いきって決着をつけようと、王さまはエルマーたちに宝の箱の秘密を打ちあけ、ほり出してほしいとたのみます。エルマーとりゅうは力をあわせて箱をほり出し、王さまからあずかったかぎで開けると、中からは食器や金の時計、銀のハーモニカ、金貨の入ったふくろなどがあらわれました。なぞが解けたことで知りたがり病もなおり、カナリヤたちはふたたびにぎやかになります。エルマーはお礼をもらい、りゅうと島をあとにします。
ふたりはようやくエルマーの町の近くまで帰ってきます。エルマーを家に送りとどけたりゅうは、自分の家族のもとへ、ひとりで飛び去っていきます。家に帰ったエルマーは、旅の思い出を胸に、りゅうとの別れをかみしめるのでした。
読んだあとに話したいこと
- 知りたくてたまらないのに、どうしても知ることができないものがあったら、あなたはどうする?
- 宝の箱の中身、あなたなら何が入っていてほしい?
- りゅうとエルマーのお別れの場面、どんな気持ちになった?
おうちの方へ
『エルマーのぼうけん』の続編で、前作の結末からそのまま始まるので、1作目を先に読むのがおすすめです。長さは1作目とほぼ同じで、章も短く区切られています。読み聞かせなら年長さんから、ひとり読みは小学1〜3年生が目安。物語は3作目『エルマーと16ぴきのりゅう』へ続きます。
次に読むなら
前作『エルマーのぼうけん』から読むと、りゅうとエルマーが出会ったいきさつがわかります。物語はこのあと『エルマーと16ぴきのりゅう』へ続き、りゅうの家族をめぐる話で3部作がしめくくられます。短い章でどんどん進む冒険をもっと読みたい子には、英語の原書でも読める「マジック・ツリーハウス」シリーズもおすすめです。
読んだ人の感想
読みこみ中…
この本が好きなら
あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。





