- 対象の目安
- 小1〜小3
- ボリューム 推定
- 約16,000字読みごたえ
- ページ数
- 128ページ
- 出版社
- 福音館書店1963年7月
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/09/30
どんなお話?(ネタバレなし)
男の子のエルマーは、年をとったのらねこから、ふしぎな話を聞きます。遠い「どうぶつ島」で、かわいそうなりゅうの子どもが、動物たちにつかまって働かされているというのです。
りゅうを助けに行こう! エルマーはリュックにチューインガムやぼうつきキャンディ、輪ゴム、歯ブラシ、虫めがねなど、へんてこな持ちものをつめこんで、ひとりで旅に出ます。島には、こわいトラやライオン、サイ、ワニが待ちかまえていますが……。
こんな子におすすめ
リュックに好きなものを詰めて出かけるのが大好きな子や、道具やしかけに目がない子に。読み聞かせで長いお話を聞けるようになった年長さんから、ひとり読みの力がついてきた小学1・2年生までがちょうどいい時期です。力ではなく知恵で危機を切りぬける主人公なので、体の大きさや強さに自信のない子にも、心強いヒーローになってくれます。
読みどころ
- エルマーの持ちものは、旅に出る前にひととおり紹介されます。ガム、キャンディ、輪ゴム、歯ブラシ……一見役に立ちそうにないものばかりで、「これをどこで使うんだろう」と読者に推理させる仕掛けになっています。
- 語り手は、エルマーの子どもにあたる「ぼく」。父親が子どものころの冒険を聞かせてもらう形になっているので、大人が声に出して読むと、家族の昔話を語っているような味わいが出ます。
- 章が短く区切られていて、1日1〜2章ずつ読んでも話を見失いません。各章の終わりが次への引きになっていて、「もう1章だけ」とせがまれることもしばしばです。
- 島の動物たちはこわいけれどどこか間が抜けていて、エルマーの手にかかるとあっけなく夢中になってしまいます。緊張と笑いのさじ加減が、低学年の子にちょうどいいのです。
ここから先は物語の結末に触れています。読み終わった人や、読み聞かせの前に内容を確かめたい保護者の方向けです。
エルマーは船にこっそり乗りこんで「みかん島」へ渡り、岩づたいに「どうぶつ島」へ入ります。島では次々に動物たちにつかまりそうになりますが、そのたびに持ってきた道具で切りぬけます。
トラたちにはチューインガムをあげてかませ、きばの汚れを気にするサイには歯ブラシと歯みがき粉を、たてがみがくしゃくしゃでなやむライオンにはくしとリボンを渡して、夢中にさせているすきに先へ進みます。ゴリラにつかまったときは、虫めがねでサルたちの気をそらしてにげだしました。
最後の難関は、りゅうがつながれている川です。エルマーはワニたちにぼうつきキャンディをなめさせながら一列にならばせ、その背中を橋にして川を渡ります。そしてりゅうをしばっていたロープをナイフで切り、りゅうの背中に乗って、動物たちが追いつく前に空へ飛び立ちます。
読んだあとに話したいこと
- あなたが「どうぶつ島」に行くとしたら、リュックに何を入れていく?
- エルマーの持ちもののなかで、いちばん役に立ったのはどれだと思う?
- ひとりで旅に出たエルマーは、こわくなかったのかな。あなたならだれと行きたい?
おうちの方へ
「持ちものがどこで役に立つか」を予想しながら読むのが楽しい本です。見返しに島の地図があるので、エルマーがいまどこにいるか指でたどると、ひとりで読むときの助けになります。読み聞かせなら年長さんから、ひとり読みは小学1・2年生くらいからが目安。続編に『エルマーとりゅう』『エルマーと16ぴきのりゅう』があります。
次に読むなら
物語は『エルマーとりゅう』『エルマーと16ぴきのりゅう』へと続き、3冊でひとつの大きな話になっています。1冊目を読み終えると、りゅうとのその後が気になるはずなので、続きを手元に用意しておくと喜ばれます。ひとり読みの冒険ものをさらに広げたい子には、「マジック・ツリーハウス」の第1巻『Dinosaurs Before Dark(恐竜の谷の大冒険)』も。短い章で次々と場面が進んでいく点が、エルマーと共通しています。
読んだ人の感想
読みこみ中…
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この本を紹介している記事
あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。





