- 対象の目安
- 未就学〜小2
- ボリューム 推定
- 約5,000字すこし長め
- ページ数
- 64ページ
- 出版社
- 文化出版局1972年
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/10
どんなお話?(ネタバレなし)
のんびりやでちょっぴりくよくよしがちながまくんと、しっかりもののかえるくん。『ふたりはともだち』の仲よしコンビが、また5つのおはなしで帰ってきました。
きょうやることを紙に書きだしてみたり、庭に花のたねをまいてみたり、焼きたてのクッキーを前に「もう食べない」とがんばってみたり、自分たちはゆうかんなのかどうかためしてみたり。
ふたりのまわりで起きるのは小さなできごとばかりですが、どのおはなしにも、くすっと笑えて、胸があたたかくなる瞬間が待っています。
こんな子におすすめ
予定どおりにいかないとかたまってしまう子や、「わかってるけどやめられない」気持ちに覚えがある子に。がまくんのこまった性格は、子どもが自分を重ねやすく、それを笑って受けとめるかえるくんの存在が安心感をくれます。文字を覚えて、ひとりで1話読み切るよろこびを味わいたい時期の子にぴったりです。
読みどころ
- 「よていひょう」で、紙が飛ばされたのに「書いていないから」と追いかけられないがまくん。決まりにしばられるおかしさが、子どもにもよくわかる形で描かれています。
- 「クッキー」は、がまんする力を「いしのちから」と呼んでためしてみる話。やめたいのにやめられない気持ちと、それでも出てくる食いしんぼうのへりくつが、何度読んでも笑えます。
- 最後の「がまくんの ゆめ」は、ひとりで得意になったときのさびしさを、ゆめの形で描いたおはなし。目がさめてふたりで過ごす場面の静けさが、1冊をやさしくしめくくります。
ここから先は物語の結末に触れています。読み終わった人や、読み聞かせの前に内容を確かめたい保護者の方向けです。
「よていひょう」では、がまくんが一日の予定を紙に書き、そのとおりに動こうとします。ところが風で紙が飛ばされ、「紙を追いかける」とは書いていなかったので追いかけられず、その場で動けなくなってしまいます。そばでつきあってくれたかえるくんのひとことで、夜になってようやく「ねる」という予定を思い出したがまくんは、それを地面に書いて眠りにつきます。
「はやく めを だせ」では、たねをまいたがまくんが、なかなか芽が出ないのにやきもきし、たねにどなったり、お話を読んであげたり、歌を歌ってあげたり。くたびれて眠ってしまったころ、ようやく芽が出てきます。
「クッキー」では、おいしいクッキーを食べるのがやめられないふたりが「いしのちから」をためそうとしますが、どうしてもがまんできず、かえるくんはクッキーを鳥たちにあげてしまいます。がまくんは、ケーキを焼きに家へ帰っていきます。
「こわくないやい」では、ゆうかんなのかをためしに山へ出かけ、ヘビや岩なだれ、タカにおどろいて逃げ帰りながらも「こわくない」と言いはります。最後の「がまくんの ゆめ」では、舞台の上ですごい芸をするゆめを見たがまくんの前で、かえるくんがどんどん小さくなっていきます。目をさましたがまくんは、そばにいたかえるくんの姿にほっとするのでした。
読んだあとに話したいこと
- あなたが予定表を書くとしたら、きょうは何をならべる?
- クッキーをがまんするには、どうしたらいいと思う?
- がまくんとかえるくん、あなたはどっちに似ているかな?
おうちの方へ
『ふたりはともだち』の続編ですが、1話ずつ完結しているので、この本から読んでも困りません。1話が10ページ前後と短く、ひとり読みをはじめた小学1・2年生にちょうどいい長さ。読み聞かせなら年長さんから。がまくんのへりくつには、大人のほうが笑ってしまうかもしれません。
次に読むなら
前作『ふたりはともだち』を読んでいなければ、そちらもあわせて。このあとに『ふたりはいつも』『ふたりはきょうも』が続き、4冊とも同じ調子で読めます。英語に親しみたい子は、原書『Frog and Toad Together』に挑戦しても。やさしい英語で書かれた初級読本なので、日本語で知っているおはなしなら短い英文でも追いかけられます。
読んだ人の感想
読みこみ中…
この本が好きなら
あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。




