ブックリンカー
『Gathering Blue』の表紙
小5〜高校長編English

Gathering Blue

邦題『ギャザリング・ブルー 青を蒐める者』

シリーズ:The Giver Quartet(読む順番を見る)

作:Lois Lowry

対象の目安
小5〜高校
ボリューム 推定
約48,000語長編
ページ数
—
出版社
HMH Books for Young Readers2000年
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/03

どんなお話?(ネタバレなし)

文明が滅んだあとの、荒っぽく貧しい村。弱い者や役に立たない者は見捨てられるこの村で、足の不自由な少女キラは、ただひとりの家族だった母を病で亡くします。

身寄りのなくなったキラから、村人たちは住む場所まで奪おうとします。命さえ危うくなったキラを救ったのは、母ゆずりの刺繍の腕でした。村を治める守護者たちはキラを立派な建物に住まわせ、村の歴史を描いた大切なローブの修繕を任せます。恵まれた暮らしの裏で、キラは村の隠されたしくみに少しずつ気づいていきます。

こんな子におすすめ

The Giver を読んで、あの世界の外で何が起きているのか知りたくなった子に。ものを作ることや絵を描くことが好きな子なら、刺繍の糸で物語を紡ぐキラの喜びと苦しみに強く共感できるはずです。体の弱さを抱えながら、自分の頭で考えて道を選ぶ主人公の姿は、自分に自信のない子の背中も押してくれます。

読みどころ

  • キラが植物で糸を染め、ひと針ずつ刺繍していく場面の描写がていねいで美しく、ものを作ることの喜びが伝わってきます。
  • 安全で豊かな暮らしを与えられることが、実は自由を奪われることでもある。守られた生活の裏にあるしくみが少しずつ見えてくる展開に引きこまれます。
  • キラ、トーマス、ジョーという才能を持つ子どもたちと、自由に村の外を歩くマット。子どもどうしの友情が、暗い物語の中の明るさになっています。

読んだあとに話したいこと

  1. キラが父についていかず、村に残ることを選んだのはなぜだと思う?
  2. 才能を大切にされることと、才能を利用されることは、どこがちがうだろう?
  3. あなたがローブのまだ白い部分に未来を描くとしたら、何を描く?

おうちの方へ

約4.8万語。文は短く平易ですが、描写が静かで、言葉の裏の意味を読みとる力がいります。The Giver(『ギヴァー』)と同じ未来世界を描く4部作の2作目。登場人物は別で単独でも読めますが、最後の場面で前作とのつながりが見えます。死や虐待を思わせる場面は控えめです。

次に読むなら

The Giver(『ギヴァー』)に続く4部作の2作目で、前作とは舞台も人物も別なので単独でも読めます。マットが成長して登場する Messenger、そして完結編 Son へと続きます。管理された社会に立ち向かう少女の物語として、The Hunger Games と読みくらべるのもおすすめです。

読んだ人の感想

読みこみ中…

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あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。