ブックリンカー
『それいけズッコケ三人組』の表紙
対象の目安
小3〜小6
ボリューム 推定
約60,000字長編
ページ数
208ページ
出版社
ポプラ社1978年2月
この本を記録
数字は、その本を記録した人の数です
無料で登録すると、読んだ本を本棚に残して、感想も書けます。無料で登録ログイン

PRこのページの購入ボタンはアフィリエイト広告です。Amazonのアソシエイトとして、ブックリンカーは適格販売により収入を得ています。また、楽天アフィリエイトを利用しています。

X でシェア

文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/03

どんなお話?(ネタバレなし)

ミドリ市花山町の花山第二小学校、六年一組に通う三人の男の子。チビで足が速く、思いつきで突っ走るハチベエこと八谷良平。めがねをかけた物知りで、ちょっと気が弱いハカセこと山中正太郎。体が大きくてのんびりや、食べることが大好きなモーちゃんこと奥田三吉。

この三人がそろうと、なぜかいつも事件が起こり、そして最後はたいてい、ずっこけます。

トイレで本を読んでいたハカセの家にどろぼうが入った日のこと、万引きの現場を見てしまったモーちゃんのこと、クラスの女子をこわがらせようとした怪談のこと。シリーズ第1作は、三人の個性がぎゅっとつまった短編集です。

こんな子におすすめ

いたずらや悪だくみが好きで、でも最後はたいてい失敗してしまう、そんな男の子たちの話にげらげら笑いたい小学3〜5年生に。三人のうちのだれかに自分や友だちを重ねられるのが、このシリーズの強みです。大人の目が届かないところで子どもだけが動く話なので、冒険の自由さにあこがれる時期の子にぴったりです。

読みどころ

  • ハチベエ、ハカセ、モーちゃんの性格が、短い話ごとに順に立ちあがってくる構成。シリーズ全体の入口として、三人を知るのにこれ以上の巻はありません。
  • どろぼう、万引き、池に浮かぶ死体、防空壕。子どもの冒険ものにしては本物の危うさが混ざっていて、それが絵空事ではないひりひりした読み味を生んでいます。
  • 笑い話で終わるかと思いきや、「立石山城探検記」は防空壕を通して戦争の記憶に静かにふれ、読後にしんとした余韻を残します。1978年の作品であることも、ここで思い出させます。

読んだあとに話したいこと

  1. ハチベエ、ハカセ、モーちゃんの中で、自分にいちばん近いのはだれ? 友だちにいそうなのは?
  2. 怪談で女子をおどかす作戦、どこまでならやってよくて、どこからがやりすぎだと思う?
  3. ハチベエが落ちた防空壕って、どんな場所だったんだろう。おうちの人に聞いてみよう。

おうちの方へ

一話ごとに完結した短編集なので、長い本が苦手な子でも区切りがつけやすい構成です。ひとり読みは小学3・4年生から。怪談の章で本物の死体が出てくる場面と、防空壕で戦争の影にふれる章があるので、こわがりの子には先に伝えておくと安心です。シリーズは全50巻あります。

次に読むなら

気に入ったら『ぼくらはズッコケ探偵団』など、表紙で気になった巻へ進んでかまいません。三人の子どもが町で事件にぶつかる読みものとしては、黒ねこの目から東京の町を描いた『ルドルフとイッパイアッテナ』が同じ年ごろの定番。もう少し大きくなったら、子どもたちが大人に本気でいどむ『ぼくらの七日間戦争』が、ズッコケ好きの次の一冊として長く読まれています。

読んだ人の感想

読みこみ中…

感想を書くにはログインが必要です(13歳未満のお子さまは、おうちの方のアカウントで)。

この本が好きなら

あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。