ブックリンカー
『ぼくらの七日間戦争』の表紙
小5〜中学長編

ぼくらの七日間戦争

シリーズ:ぼくらシリーズ(読む順番を見る)

作:宗田理

対象の目安
小5〜中学
ボリューム 推定
約200,000字長編
ページ数
383ページ
出版社
角川書店1985年4月
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/03

どんなお話?(ネタバレなし)

1学期の終業式の日、東京の下町にある中学校の1年2組の男子たちが、そろって姿を消しました。彼らが立てこもったのは、河原に打ち捨てられた古い工場。そこを自分たちの「解放区」と名づけたのです。

頭ごなしに校則を押しつける先生たち、世間体ばかり気にする親たち。大人たちのやり方に反発した菊地英治や相原徹たちは、知恵とアイデアで大人に「戦争」をしかけます。はたして少年たちは、七日間を戦いぬけるのでしょうか。痛快な反乱の幕開けです。

こんな子におすすめ

校則や大人の決めたルールに「なんで?」と感じはじめた小学校高学年〜中学生に。いたずらやしかけを考えるのが得意な子、仲間とひみつ基地を作った思い出のある子なら、少年たちの作戦会議にわくわくできるでしょう。親世代にも読んだ人が多い作品なので、親子で読後の感想をぶつけ合うのも楽しいはずです。

読みどころ

  • 少年たちが廃工場にこもって「解放区」を宣言し、ミニFM放送で大人たちへ主張を流す。この秘密基地と放送局の組み合わせが、1980年代らしい手作りの反乱の空気を伝えます。
  • 大人を撃退するしかけやいたずらが次々に登場し、作戦を練る場面そのものが見どころ。力ではなく知恵とユーモアで対抗するところに、痛快さの理由があります。
  • 少年たちに味方する老人の瀬川さんや、外から支える女子たちなど、立てこもる男子以外の人物も物語を動かします。子どもだけの話にとどまらない広がりがあります。

読んだあとに話したいこと

  1. 少年たちが大人に言いたかったことのなかで、共感できたことはある?
  2. 自分たちの「解放区」を作るとしたら、どんな場所で、どんなルールにする?
  3. 瀬川さんは、どうして少年たちの味方になったんだと思う?
  4. もし自分の親が、解放区にいる子の親だったら、どう行動したと思う?

おうちの方へ

大人への反抗を痛快に描いた、1980年代から読みつがれるエンターテインメントです。いたずらの場面が中心で暴力的な描写は多くありませんが、誘拐事件や大人の不正など重めの要素も出てきます。ひとり読みは小学5年生から中学生くらい。角川つばさ文庫版もあり、続編が多数あります。

次に読むなら

「ぼくら」シリーズは続編が多く、次の『ぼくらの天使ゲーム』では、同じ仲間たちが別の作戦にのりだします。仲間と大人の世界との関わりを、もっと静かに描いた『夏の庭 The Friends』と読みくらべると、同じ少年たちの物語でも温度がまったく違って見えます。中学生の人間関係を真正面から描く作品へ進むなら、『バッテリー』や『かがみの孤城』もあわせて手に取りたい一冊です。

読んだ人の感想

読みこみ中…

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あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。