- 対象の目安
- 小3〜中学
- ボリューム 推定
- 約55,000字長編
- ページ数
- 221ページ
- 出版社
- ポプラ社2020年12月
PRこのページの購入ボタンはアフィリエイト広告です。Amazonのアソシエイトとして、ブックリンカーは適格販売により収入を得ています。また、楽天アフィリエイトを利用しています。
文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/10
どんなお話?(ネタバレなし)
家がこわれてしまったヘフリー家は、おばあちゃんの家の地下室で、家族5人ぎゅうぎゅうのくらしをもう2か月も続けています。テレビも無く、自由もなく、みんなそろそろ限界です。
夏休みに旅行へ行きたくても、お金はありません。そんなとき、ひいおばあちゃんから「家の前にとめっぱなしの、おじさんのキャンピングカーをどうにかして」とたのまれます。キャンピングカーで旅をすれば、ホテル代も食事代もかからない!
こうして一家は、おんぼろキャンピングカーで夏の旅に出発します。でも、ヘフリー家の旅がすんなりいくはずはなくて……。
こんな子におすすめ
キャンプやキャンピングカーにあこがれている子、夏休みの家族旅行が楽しみな子に。せまい場所で家族とずっといっしょにいるのがちょっと苦しかった経験のある子なら、地下室ぐらしのグレッグに共感できるはず。水鉄砲での仕返し作戦など、子ども同士の夏の冒険も楽しめます。
読みどころ
- おばあちゃんの家の地下室で家族5人がぎゅうぎゅうにくらす冒頭は、ずっと家族といっしょにいることのたいへんさが、笑えるエピソードの連続で描かれます。
- キャンプ場で出会った男の子たちとの水鉄砲作戦。ケチャップやマスタードをつめた2回目の作戦がハチを呼ぶ展開は、思わず声を出して笑ってしまう場面です。
- 橋がこわれてキャンプ場が孤立したあとの大混乱と、マニーの思いがけない大活躍。いつもはグレッグをこまらせるマニーが、最後にみんなを救うのがおかしくも痛快です。
ここから先は物語の結末に触れています。読み終わった人や、読み聞かせの前に内容を確かめたい保護者の方向けです。
キャンピングカーをそうじして出発した一家は、あちこち寄り道をしながら旅を続けます。人の多いにぎやかな場所がいいというママの希望で、一週間、豪華なキャンピングカー用のキャンプ場にとまることに。そこには、芝生の庭まで手入れしている「デラックス」な区画もあります。
湖でカヌーに乗れば、年上の少年たちにスイカをパチンコで打ちこまれる始末。グレッグは、毎年このキャンプ場に来ている男の子たちのグループと仲よくなり、いっしょに少年たちに水鉄砲で仕返しをします。2回目はケチャップやマスタード、ジュースをつめて発射し、においにつられたハチが少年たちをおそって大成功。ところが次の日、仲間たちはキャンプ場の管理人につかまって、売店を歯ブラシでそうじさせられ、グループのリーダーはグレッグに罪をなすりつけようとします。
プールでのパーティーの夜、はげしい雷雨になり、キャンピングカーにはスカンクが入りこんで家族じゅうがくさいにおいに。しかも雷でキャンプ場の出入り口の橋がこわれ、だれも外に出られなくなります。食べ物も水も足りなくなり、人びとは売店をうばい合い、キャンピングカーをひっくり返すさわぎにまでなります。
脱出しようと川の浅いところをわたろうとしたヘフリー家のキャンピングカーは、流されてしまいます。ところがマニーがハンドルを切り、キャンピングカーは橋のこわれた部分にぴったりはまって、まるで新しい橋のように。マニーが合図の発炎筒を打ち上げると、ほかのキャンプ客はみんなその上をわたって帰っていきました。だれもいなくなったキャンプ場で、一家は残りの日々を湖でのんびり楽しみます。グレッグは、いい思い出もできたけれど、もうこんなさわぎはこりごりだと思うのでした。
読んだあとに話したいこと
- 家族でキャンピングカーの旅をするなら、どこへ行きたい?
- キャンプ場で困ったとき、人びとがあらそいはじめたのはどうしてだと思う?
- グレッグにとって、この旅はいい思い出だったと思う?
おうちの方へ
シリーズ第15巻。前の巻で家がこわれた続きで、キャンピングカーの家族旅行が舞台です。後半はキャンプ場が孤立して大混乱になりますが、こわさより笑いが勝つ描き方です。キャンプや夏休みの旅行の前に読むと、いっそう楽しめます。前巻を読んでいなくても話はわかります。原書は The Deep End。
次に読むなら
前の巻『ぶっこわしちゃえ』で家がこわれたいきさつが描かれているので、続けて読むのがおすすめです。次の巻『はじめて、あじわえたよ』に続きます。子どもたちが自然のなかで力を合わせて生きのびる本格的な冒険を読みたくなったら『十五少年漂流記』も。英語に興味が出てきたら原書 The Deep End もどうぞ。
読んだ人の感想
読みこみ中…
この本が好きなら
あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。




