- 対象の目安
- 小3〜中学
- ボリューム 推定
- 約55,000字長編
- ページ数
- 221ページ
- 出版社
- ポプラ社2014年11月
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/10
どんなお話?(ネタバレなし)
夏休みがはじまり、家でのんびりテレビを見ていたグレッグたち三兄弟。そこへママが「これから家族で車の旅に出るわよ!」と宣言します。
パパはなぜか、ずっと使っていなかったボートまで車でひっぱって行くと言いだし、車の中は荷物でぎゅうぎゅう。グレッグはロドリックに追いやられて、荷物にはさまれた後ろの席です。ママは「家族の思い出づくり」に大はりきりですが、グレッグには、楽しい旅になる気がまったくしません。
おんぼろのモーテル、にぎやかなお祭り、海辺の道……。行く先々で、とんでもないことが待ちかまえています。
こんな子におすすめ
家族旅行で、長い時間車に乗っているのがたいくつだった経験のある子に。きょうだいと席のとりあいをしたり、親の「思い出づくり」に付き合わされたりする気持ちに、きっと共感できます。トラブル続きの旅の話を、親子で笑いながら読みたい家族にもおすすめです。
読みどころ
- せまい車の中での家族のやりとり。ママのはりきりぶりと、それにげんなりする三兄弟の温度差が、行く先々で笑いを生みます。
- お祭りでもらった子ブタが巻きおこす大さわぎ。ホテルの部屋あらしから動物病院まで、ブタ1ぴきで旅がどんどんとんでもない方向へ転がっていきます。
- 最後の最後に明らかになる、グレッグのとんでもない勘ちがい。思わず「えーっ」と声が出る結末です。
ここから先は物語の結末に触れています。読み終わった人や、読み聞かせの前に内容を確かめたい保護者の方向けです。
最初の夜にとまったモーテルはおんぼろで、プールには水も入っていません。旅のとちゅうでグレッグは、ひげの濃いお父さんのいる一家と何度も出くわし、こわい思いをします。
郡のお祭りでは、マニーがゲームの景品で生きた子ブタをもらってしまいます。ブタはホテルの冷蔵庫をあらして中身を食べつくし、グレッグの指にかみつき、グレッグは病院が見つからずに動物病院で手当てを受けるはめに。こまった両親は、ブタをふれあい動物園にあずけ、マニーは大泣きします。
海へ向かう橋の渋滞では、グレッグがカモメにお菓子を投げたせいでカモメがむらがり、運転していたロドリックがおどろいて前の車にぶつけてしまいます。プールのある遊園地では、ロッカーにあずけた財布や携帯電話がなくなっていて、グレッグはあのひげの一家がぬすんだにちがいないと思いこみます。家族でその一家の部屋に入りこんで荷物をさがそうとし、ひやひやする場面も。
お金もなく、車は故障し、ボートの荷物は道に落ちて散らばり、旅はさんざん。ところが、助けてくれたスペイン語を話す男の人たちと、旅のあいだ車でスペイン語のCDを聞いていたマニーが、なんとすらすら話しはじめます。おかげで一家は家まで送ってもらい、とちゅうでブタもマニーのもとにもどります。
家に帰ったあと、グレッグは自分の短パンからロッカーのかぎを見つけ、番号を読みまちがえていたことに気づきます。荷物はぬすまれてなどいなかったのです。さて、このことを家族にどう話そうか、グレッグは頭をかかえるのでした。
読んだあとに話したいこと
- 家族旅行で、いちばん大変だったことや笑えたことはなに?
- グレッグは、ロッカーのかぎのことを家族に話すべきだと思う?
- マニーが急にスペイン語を話せたのは、どうしてだと思う?
おうちの方へ
シリーズ第9巻。学校の話ははなれ、一家の夏休みの車の旅が丸ごと1冊の舞台です。トイレや車よいなどの笑いが中心で、こわい場面はありません。家族旅行の前後に読むと、「うちもこうなる!」と盛り上がりそう。1冊で完結しているので、この巻から読んでも楽しめます。原書は The Long Haul。
次に読むなら
前の巻『わけがわからないよ!』は友だちづくりの話でした。続く『やっぱり、むいてないよ!』では、町じゅうで電気や機械を使わない週末がやってきて、グレッグは自然学校にも行くことになります。型やぶりで笑える冒険が好きなら『長くつ下のピッピ』もどうぞ。英語に興味が出てきたら、原書 The Long Haul もおすすめです。
読んだ人の感想
読みこみ中…
この本が好きなら
あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。





