- 対象の目安
- 小3〜中学
- ボリューム 推定
- 約55,000字長編
- ページ数
- 221ページ
- 出版社
- ポプラ社2023年12月
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/10
どんなお話?(ネタバレなし)
脳みそは、すごいことができるコンピューターみたいなものだといいます。それなら、どうしてボクの脳みそは、いつもボクにバカなことをさせるんだろう? グレッグは、脳みそだけ学校に行ってくれたらいいのに、と考えています。
そんなグレッグの中学校は、建物はおんぼろ、授業はいいかげんで、ついに学力テストの成績が州で最低に。校長先生が交代し、学校は大あわてで立て直しをはじめます。
そしてとうとう、成績が上がらなければ学校がなくなるかもしれない、という話が持ちあがって……。グレッグと友だちの学校生活は、いったいどうなるのでしょうか。
こんな子におすすめ
テストや校則に「なんでこんなことするの?」と思ったことのある子に。おかしな校則やおんぼろの校舎、ずれた大人たちの対応がこれでもかと出てくるので、学校生活をちょっと引いて見るおもしろさが味わえます。親友とクラスや学校がはなれてしまう不安を感じている子にも。
読みどころ
- 成績を上げるために校長先生がくり出す、ずれた作戦の数々。生徒がすぐに抜け道を見つけてしまう様子は、学校あるあるとしても笑えます。
- ママが落札した「1日校長」でグレッグが校長になる場面。先生たちのけんかに巻きこまれ、大人の世界もたいして変わらないと思い知るのがおかしいところです。
- でたらめな「ラテン語」が思わぬ大逆転につながる結末。いいかげんだった授業が最後に役に立つという、皮肉のきいたしかけになっています。
ここから先は物語の結末に触れています。読み終わった人や、読み聞かせの前に内容を確かめたい保護者の方向けです。
テストの成績が最低だったため、校長先生はクビになり、引退していた元校長がよびもどされます。新しい校長は成績優秀者のクラブを作ったり、トイレの時間を1分以内にしたりと次々に新しい規則を出しますが、生徒たちは抜け道を見つけるばかり。お金を集めるために学校の名前を売りに出し、害虫駆除の会社の名前が学校名になるさわぎまで起こります。
PTAのオークションでママが「1日校長」の権利を落札し、グレッグは本当に1日だけ校長に。ところが先生たちの会議は大もめで、グレッグはすっかりこりごりします。
やがて、成績が上がらなければ学校は閉鎖され、生徒は最新設備の新しい学校と、評判の悪いとなり町の学校に分けられると知らされます。グレッグはとなり町の学校に行くことになり、親友ロウリーとはなればなれに。必死に勉強して本番にのぞみますが、テストの最中に教室へハチの大群が入りこみ、試験はめちゃくちゃに。学校は閉鎖されてしまいます。
となり町の学校では授業がやさしすぎて、グレッグはたちまち人気者になり、ガールフレンドもできます。ところが彼女の父親は町の有名な実業家。デートで、元ラテン語の先生にでたらめな「ラテン語」で注文したグレッグを見て、父親はグレッグがよほどいい教育を受けたのだと思いこみ、大金を出して元の学校を自分の名前で復活させます。生徒たちはもとの学校へもどり、遠距離はいやだと言われたグレッグはふられてしまうのでした。
読んだあとに話したいこと
- もし1日だけ校長先生になれたら、どんなことをしてみたい?
- テストの点数だけで学校のよしあしは決められると思う?
- 仲のいい友だちと別の学校になったら、どんな気持ちになるかな?
おうちの方へ
シリーズ第18巻。舞台は学校で、テストや校則、先生たちを皮肉ったギャグが次々に出てきます。学校をからかう笑いが多いので、勉強がたいくつに感じている子ほど楽しめるはず。ちょっとした恋の話も出てきますが、軽く描かれています。こわい場面はありません。原書は No Brainer。
次に読むなら
前の巻『なんだって、やってやる!』は兄ロドリックのバンドの話、次の『すごいひみつ』は親せきみんなで出かける夏休みの話です。子どもたちが大人や学校に立ち向かう話をもっと読みたくなったら『ぼくらの七日間戦争』へ。学校を舞台にしたドタバタなら『それいけズッコケ三人組』も楽しめます。英語に興味があれば原書 No Brainer もどうぞ。
読んだ人の感想
読みこみ中…
この本が好きなら
あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。





