- 対象の目安
- 小5〜中学
- ボリューム 推定
- 約200,000語長編
- ページ数
- 768ページ
- 出版社
- Aladdin2022年
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/03
どんなお話?(ネタバレなし)
ソフィーは、これまでとはちがうやり方で戦いはじめました。でもそのぶん、むずかしい選択が次々とやってきます。いつ動くべきか。だれを信じるべきか。そして、何を手放すべきか。
仲間たちは意見が分かれてばらばらになり、ブラック・スワンはソフィーに自分たちの計画に集中してほしいと考えています。けれど、ソフィーの直感は別の方向を指していました。
なぞの言葉「ステラルーン」と「エリシアン」。それが、すべての鍵をにぎっているのかもしれません。エルフの世界の大きなうそが明らかになるとき、もう何も元どおりにはならないのです。
こんな子におすすめ
シリーズを追いかけてきて、ソフィーの気持ちがだれに向かうのかをずっと見守ってきた子に。三角関係に大きな動きがある巻です。長い物語の中で少しずつばらまかれてきたなぞがつながっていくので、謎解きが好きな子にもおすすめです。
読みどころ
- 表紙にも描かれたソフィー、マレラ、マルーカの3人が力を合わせる場面は、作者が「女の子たちが活躍する表紙」を待ち望んでいたと語る、見せ場の一つです。
- 記憶の箱に入った色ちがいの記憶を一つずつ開いていく場面は、宝箱を開けるようなわくわく感と、過去の評議員たちの秘密にふれる緊張感があります。
- 何巻もかけて描かれてきたソフィーとキーフの関係が、ついに大きく動きます。長く読んできた読者ほど心が動く場面です。
ここから先は物語の結末に触れています。読み終わった人や、読み聞かせの前に内容を確かめたい保護者の方向けです。
キーフが別れの手紙を残して人間の世界へ去ったことに、ソフィーは大きなショックを受けます。キーフの父の記憶から、母ギセラが物を呼びよせる力を隠し持っていたことや、「ステラルーン」には3つ目の段階があることがわかります。元ネバーシーンのグリマーは、自分の本当の名前がレイニであることを明かします。
ソフィーはオラリー、デックスとともにケンリックの記憶の箱を開き、記憶の中の模様が「エリシアン」という島への地図だと気づきます。敵のトリックスに会いに行った場で、古い時代の危険なエルフ、ヴェスペラがあらわれ、ソフィーは彼女と取引をします。ヴェスペラから、キーフの心臓に追跡用の影が埋めこまれていると聞いたソフィーは、それを手がかりにロンドンでキーフを見つけ、タムが影を取りのぞいて、キーフは失われた都市に戻ります。
ソフィーは自分の本当の気持ちに気づき、キーフと想いを伝えあってキスをします。それを知ったフィッツは深く傷つきます。
最後に、ヴェスペラの案内でエリシアンの島を訪れたソフィーたちは、炎の手順を再現して隠された場所を開きます。そこへギセラがあらわれてヴェスペラを殺し、ギセラの味方についたトロルたちが護衛のサンダーを地下へ連れさります。仲間たちがギセラに立ちむかったそのとき、灰色のマントの人物があらわれ、自分こそがみんなの探していた力の源「エリシアン」だと名のり、物語は次の巻へ続きます。
読んだあとに話したいこと
- ソフィーは、フィッツとキーフのどちらを大切に思うか悩みました。気持ちが変わることは悪いことだと思う?
- 危険な相手のヴェスペラと取引をしたソフィーの判断を、あなたはどう思う?
- 「エリシアン」が場所ではなく人だったとしたら、これから何が起きると思う?
おうちの方へ
シリーズ第9巻で、8.5巻の直後から続くので、必ず1巻から順に読んでください。750ページをこえる大長編で、英語は英検準1級程度の語彙も出てきます。前半は会話と説明が多く、話が大きく動くのは後半から。恋愛の場面がはっきり描かれるほか、登場人物が殺される場面があります。
次に読むなら
キーフが人間の世界で何をしていたのかは、第9.5巻『Unraveled』でキーフ自身の目線から語られます。本編の第10巻『Elysian』は刊行予定です。前の巻の流れを確かめたいときは8.5巻『Unlocked』を読み返しましょう。
読んだ人の感想
読みこみ中…
この本が好きなら

Unlocked
Shannon Messenger
同じ作者・「ファンタジー」「冒険」のお話・同じくらいの長さ

Unraveled
Shannon Messenger
同じ作者・「ファンタジー」「冒険」のお話・同じくらいの長さ

Keeper of the Lost Cities
Shannon Messenger
同じ作者・「ファンタジー」「冒険」のお話・同じくらいの長さ

Everblaze
Shannon Messenger
同じ作者・「ファンタジー」「友情」のお話・同じくらいの長さ

The Land of Stories: A Grimm Warning
Chris Colfer
「ファンタジー」「冒険」のお話・同じくらいの長さ
あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。
