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英語のシリーズ

Keeper of the Lost Cities

既刊9巻(2026年10月時点)(刊行中) 本編9巻のほかに、8.5巻 Unlocked と9.5巻 Unraveled があります。10巻 Elysian は作者の公式サイトで2027年刊行予定とされています。グラフィックノベル版は数に入れていません。

作:Shannon Messenger

文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/17

Keeper of the Lost Cities は、アメリカの作家シャノン・メッセンジャーによる長編ファンタジーです。人の心の声が聞こえてしまう12歳の少女ソフィーは、じつは人間ではなくエルフで、人間の世界にかくされて育てられていたことを知ります。エルフたちが暮らす「ロスト・シティーズ」に移り住み、魔法の学校に通いはじめたソフィーは、自分がなぜ人間の世界に置かれていたのか、そして自分の力にどんな秘密が組みこまれているのかを探っていくことになります。

学校生活や友だちとの関係、少しずつ育っていく恋心といった身近なテーマと、エルフの世界をおびやかす秘密組織との戦いが、ひとつの物語の中で並行して進んでいくのがこのシリーズの特徴です。仲間のキーフやフィッツ、デックス、ビアナとのかけ合いは軽快で、ユーモアも多く、長い本でも読みつづけやすいつくりになっています。

一方で、巻が進むにつれて物語はだんだん重くなっていきます。大切な登場人物が命を落としたり、深い傷を負ったりする場面が増え、ソフィー自身の出生の謎も少しずつ明かされていきます。1冊ごとに山場はありますが、多くの巻が次の巻へ続く形で終わるので、1巻から順番に読むことが前提のシリーズです。

英語は会話が多く、一文も長すぎないので、ファンタジーの原書としては読みやすい部類です。ただし、エルフの世界の造語が多く、1冊が500ページ台から900ページ近くまでと非常に厚いのが特徴です。英検2級程度の力があって、長い物語を読みとおすのが好きな子に向いています。

読む順番のコツ

物語は1巻から順につながっているので、必ず1巻 Keeper of the Lost Cities から刊行順に読んでください。8.5巻の Unlocked は、8巻 Legacy の続きの物語とシリーズのガイドブック(登場人物の紹介や地図など)が合わさった本で、9巻の前に読むと話がつながります。9.5巻の Unraveled は、キーフの視点で描かれる番外編です。1冊がとても厚いので、1巻を読んで気に入ったら次の巻を渡す、というペースで進めるのがおすすめです。

こんな子に

小学校高学年〜中学生向けの内容です。英語は英検2級程度が目安。友情や学校生活、少しずつ明かされる謎が好きな子、長いシリーズにどっぷりつかりたい子に。

読む順番

刊行順。2026年10月時点で出ている11冊(本編9巻と、8.5巻・9.5巻)。10巻 Elysian は未刊で、2027年に刊行予定です。

  1. 1
    『Keeper of the Lost Cities』の表紙
    Keeper of the Lost Cities

    2012年。ソフィーがエルフの世界へ

    小4〜中学長編English
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  2. 2
    『Exile』の表紙
    Exile

    2013年

    小4〜中学長編English
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  3. 3
    『Everblaze』の表紙
    Everblaze

    2014年

    小4〜中学長編English
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  4. 4
    『Neverseen』の表紙
    Neverseen

    2015年

    小4〜中学長編English
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  5. 5
    『Lodestar』の表紙
    Lodestar

    2016年。ここから物語が一段と重くなります

    小5〜中学長編English
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  6. 6
    『Nightfall』の表紙
    Nightfall

    2017年

    小5〜中学長編English
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  7. 7
    『Flashback』の表紙
    Flashback

    2018年

    小5〜中学長編English
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  8. 8
    『Legacy』の表紙
    Legacy

    2019年

    小5〜中学長編English
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  9. 9
    『Unlocked』の表紙
    Unlocked

    8.5巻(2020年)。物語の続きとシリーズのガイドブック

    小4〜中学長編English
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  10. 10
    『Stellarlune』の表紙
    Stellarlune

    2022年

    小5〜中学長編English
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  11. 11
    『Unraveled』の表紙
    Unraveled

    9.5巻(2024年)。キーフの視点で描かれる番外編

    小4〜中学長編English
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当サイトで紹介している巻は、タイトルからあらすじ・対象の目安のページに移れます。ほかの巻も紹介してほしいときは本のリクエストへ。

読み終えたら、次の1冊

  • Harry Potter(英語の原書)(シリーズ)

    魔法の学校での毎日や、主人公の出生にかくされた謎を追う物語が好きだった子に。物語の骨組みが近く、日本語版で筋を知ってから読めるので、英語の造語にも迷いにくいはずです。後半の巻は語彙もむずかしく、もう一段上の挑戦になります。

  • The Hunger Games(シリーズ)

    仲間との友情や恋心と、権力をもつ大人たちとの戦いが同時に進む物語が好きな中学生以上に。少女の一人称で語られる英語は平易ですが、命をかけた戦いの描写が多いので、大人が先に中身を確かめてから渡してください。

  • The Giver Quartet(シリーズ)

    ロスト・シティーズの完璧に見える社会にひそむ秘密に引きこまれた子に。「みんな同じ」がよいとされる社会を少年の目で見つめる物語で、1冊は短めですが、読後に家族で話しあいたくなる深いテーマがあります。中学生以上が目安です。

よくある質問

Q. 英語はどれくらい?何年英語を学んだ子向け?
会話が多く、一文もそれほど長くないので、英語のファンタジーとしては読みやすい文章です。ただし1巻でも500ページ以上あり、エルフの世界の造語も多いため、英検2級程度の力があり、英語の長編を何冊か読みきった小学校高学年〜中学生向けです。
Q. 日本語版(邦訳)はありますか?
2026年10月時点で、日本語版は見当たりません。英語で読むことになるので、まずは1巻だけ渡して様子を見るのがおすすめです。英語版には1巻をまんがにしたグラフィックノベル版も出ていて、長い小説の前に人物や世界をつかむ入り口として使えます。
Q. 全部で何巻?もう完結していますか?
まだ完結していません。2026年10月時点で本編9巻と、8.5巻・9.5巻の計11冊が出ています。10巻 Elysian は2027年の刊行予定で、作者はそれで終わるかどうかはまだ決めていないと話しています。続きを待つあいだ、前の巻を読み返して伏線を探すファンも多いシリーズです。
Q. 8.5巻と9.5巻は読まなくてもいい?
8.5巻 Unlocked には8巻 Legacy の続きの物語が入っているので、9巻の前に読んでおくと話がつながります。9.5巻 Unraveled はキーフの視点の番外編で、本編の筋を追うだけなら飛ばしても読めますが、キーフが好きな子にはぜひ。どちらも本編の結末を知っている前提で書かれています。
Q. 恋愛や重い場面はありますか?
巻が進むにつれ、ソフィーをめぐる恋心や三角関係が物語の大きな軸になります。描写は控えめで、小学校高学年が読んでも心配の少ない書き方です。一方で、5巻 Lodestar のあたりからは大切な人物が命を落としたり深く傷ついたりする場面が増え、物語はかなり重くなります。

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